白いそばの花が広がる

秋、9月になって残暑が少し弱まったと思った頃、福井県の田園風景の中に白く輝いて見える一角が見えてくる。いままで気にもとめなかった場所に突然白いかれんな花畑が現れるような印象を受ける。

 ソバは成長が早く種をまいてから収穫まで70から80日程度で収穫できる。、麦の収穫後に栽培されることも多いようだ。背丈が60センチから100センチ程度と低い。花が咲くと白い絨毯のようにも見える。

 

全国のそば作付けランキングは

 全国的にそばの作付けが増える中あまり知られていないが、福井県は有数のそばの産地の一つだ。農林水産省の統計によると28年度の収穫量では北海道、茨城、山形、長野に次いで5位。27年度は北海道、長野、茨城、福井、山形の順だった。作付面積で全国3位だった年もある。この5道県はいずれもおいしいそばが食べられる地域だ。福井県は大根おろしを醤油だれと一緒にぶっかけて食べる「おろしそば」が少しずつ県外でもしられるようになった。「越前そば」の名でPRしている。

やせた土地でも育つというそばは昔は山間の荒れた土地に作られていたが、いまは減反対策として水田地帯に作付けされていることが多い。土地を衰えさせないため計画的に場所を変えるため、毎年そばの風景は変わる。

集落の横に広がるそば畑

2017年9月福井県あわら市の北陸自動車道金津インターに向かう道路脇に広いそば畑を見つけた。集落の横の1ヘクタールは越えていそうな広さにそばが咲いている。

そば畑の向こうに電車が走っていた。JR北陸線だ。JR芦原温泉駅から下り方面、次の細呂木駅との間。白い特急電車が行き交っている