「大雪」に導かれ少し雪模様、のち快晴

二十四節気・大雪

大雪の前日12月6日は山は少し白くなった。雲も冬の雰囲気

旧暦二十四節気の「大雪」は「雪がますます強くなるころ」の意味がある。

現在の暦は12月初めなので、本州では雪が降り始める頃が多い。

2017年は12月7日。この言葉に呼び込まれたのが寒気が日本列島を多い12月5日から九州でも初雪を観測するなど雪模様の地域が増えてきた。福井でも5日は雪やみぞれがちらつき、6日も冬型の気圧配置となり朝は山沿いで積雪があった。

大雪には日本では次のように言われている。(平凡社・気象の事典から)

閉塞成冬(そらさむくふゆになる)

熊蟄穴(くまあなにこもる)

鮭魚群(さけのうおむらがる)

大雪は12月7日か8日。最近は12月7日が多い。2016年、2015年は寒くなく好天だった。
今年も前日までの寒さが嘘のように大雪の7日になって急に暖かくなった。

福井も晴れ。小松空港から羽田空港に向かってもずっと好天で雲に妨げられずきれいな風景を楽しめた。

白山は山頂に少し雲がかかっていたが、立山や御岳山、そして富士山も美しかった。東京の直前で地平線近くの雲に隠れた。

次の二十四節気は1年で最も昼の短い日冬至。

今年は12月22日が冬至となる。

二十四節気小雪は寒かったが青空も

二十四節気・小雪

県境の山は少し白く

小雪。二十四節気では雨が雪に変わるころ。木々の葉が落ち山が少し白くなるころをいう。2017年は11月22日だった。

福井市の最低気温は1.2度。平年より4.4度低く、前日より1.1度低い寒い朝だった。

11月中旬になった急に寒くなってきた。11月19日は初あられも観測、道や空き地が一瞬白くなった。

21、22は青空が見えたが温度は寒い。

小雪は「虹蔵不見」(にじかくれてみえずと)されているが、雪の多い日本海側では天気が目まぐるしく変わり、いわゆる「天気雨」がよく現れ、かえって虹が見える季節でもある。

暖かい立冬、きれいな巻雲広がる

立冬の朝、青空に巻雲広がる

二十四節気・立冬

2017年の立冬は11月7日。

立冬は二十四節気のひとつ。冬の初めを意味する。

「気象の事典」によると「山茶始めて開く」ころで山茶花(サザンカ)が咲き始めるころとなっている。旧暦では立冬から立春までが冬。現在の暦では季節が会わないが、木枯らしが吹き始めるころで、冬への心構えを持ち始める頃でもある。

ことしの立冬は暖かかった。福井市では最低気温が8.1度と10度を割り平年より0.5度低く肌寒かった。しかし日中は天気もよく最高気温が23.7度と平年よりも6.0度も高い寒暖差の大きい一日だった。

空も青空が広がり風は弱く、きれいな巻雲が一日中広がった。

東京では10月31日に木枯らし1号を記録しているがこちらではまだ風が強く寒い日はない。

立冬11月7日、夕方も巻雲

次の二十四節気は「小雪」。2017年は11月22日。だんだん本格的な冬が近づいてくる。

霜降の日に台風、霜でなく雨風

 霜降・二十四節気

1 0月23日は二十四節気の「霜降(そうこう)」。霜が降り始める時期を示す言葉だが、ことしは大型の台風21号が太平洋から接近し日本海側の福井でも22日夜から強風が吹き荒れ、激しい雨が降った。

この季節遅れの台風は、23日には静岡県に上陸。観測史上3番目に遅い上陸の日時となるなど「霜降」という言葉の雰囲気とは全く違った天気だった。ただ富士山が初冠雪し、北海道の札幌で初雪が降るなど寒い一日となった地点もあった。

霜降の朝、車から見る風景が前日と一転しているのに驚いた。平野の水田地帯のあちこちでまるで春のように田んぼに水が張っていることだ。大雨警報が出され、雨が降り続いたことで稲刈りが終わった水田に自然にたまったようだ。稲刈り前の水田は実った稲が水につかって大変そうだった。

台風で地面に落ちた柿の実

家の近くの柿の木は前日まで赤い柿のみがいっぱいなっていたが、一夜で多くの実が下に落ちていた。

秋土用、涼しくなってきた

 10月20日は2017年の「秋土用の入り」。

 「秋土用」は決まった間隔でやってくる「二十四節気」とはまた違う「雑節」と呼ばれる季節の言葉の1つだ。二十四節は地球の公転を元に空に昔の人が描いた黄道という太陽の道上の太陽の位置で1年を24等分して決められいるが、立春、立夏など雑節は季節の変化を元に定められた言葉だ。

 二十四節気よりもさらに季節感のある言葉も多い。ウナギを食べる風習が根付いている夏の「土用」が知られているが、年に4回もあり、期間も18日と長い。

 立春前日までの18日間が冬土用、立夏の前が春土用、立秋の前が夏土用、そして立冬の前が秋土用となる。昔の人はこの土用の期間にに次の季節の準備や心構えのしたのだろう。

 秋土用は10月20日から始まることが多いが、年によって1日前後することもある。そしてことしは10月20日から11月6日まで。

 土用が終わった翌日の11月7日が「立冬」。暦の上では冬になる。

 

少し街路樹が赤く色づいてきた=2017年10月20日朝

10月19日の最高気温は16.7度、平年より4度以上低く涼しいというより少し肌寒かった。

 10月20日は最低気温は13.8度と平年並みだったが、曇り空で日中の肌寒さは続きそうだ。

 

 毎年の二十四節気と雑節の日付は国立天文台暦計算室のページに載っている。

2017年の寒露は少し暑かった

 二十四節気のひとつ寒露。2017年は10月8日だった。旧暦の9月の節で、霜になりそうな冷たい露が現れるという意味がある。だいたい10月8日になることが多いが、10月7日や9日になる年もある。鴻雁来(雁が飛来する日)、菊花開(菊の花が開く日)蟋蟀在戸(寒くてキリギリが家に入ってくる日)などと言われてきた。

2017年10月8日寒露の空
2017年10月8日寒露の空

 2017年10月8日はこの言葉とは逆に暑さが戻ってきた。筆者の住む福井県では福井市が26・3度、平年より3・2度高い。最低気温も17・1度。平年より2・8度高かった。

 天気は朝から青空が広がったが、快晴と言うよりは雲がやや多い一日。少し暖かい風に乗って雲が流されていた。

2016年10月7日寒露の空
2016年10月7日寒露の空

 この時期セイタカアワダチソウの黄色い花が目につくようになる。ことしも家の側で咲いていたし、2016年の寒露だった10月7日もたまたまセイタカアワダチソウが映った写真を撮っていた。

2017年10月8日寒露に撮影したセイタカアワダチソウ
2016年10月7日の寒露に撮影したセイタカアワダチソウの咲いてる風景