春を呼ぶ節分、でも今年は寒波また接近

雑節・節分とは

節分の夕方、明るい日差しに恵まれた=高岡市

節分は雑節の一つで実は年に4回ある。

旧暦の季節の始まりである、二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の一日前をいう。ちょうど季節の変わり目を意味する。

 でも今は一般的に節分といえば2月

立春の前日をいうことが多い。

やはり冬から春への変化、寒い冬から暖かい春への変化を望む人々の心が季節の移り変わりの象徴として春の節分に強い思いが集まったのだろう。

 鬼の伝説も多く豆まきの風習は各地に広がっている。巻きずしを食べる恵方巻など新しい風習も出てきている。

 2018年の節分は2月3日。日本海側では雪も一段落し、比較的あたたかな日だった。

 節分が近づくにつれ、いったん寒気も消え、大雪で街を覆っていた雪もどんどん消えていった。

1月は雪が降る日が多く屋根の雪も多い
節分の2月に3日には屋根の雪もかなり減った

 

4日は立春。春が近づいてくるはずだが、実際の天気は4日から再び寒気が下りてくる。もうしばらく寒い日が続き雪も懸念される。「節分寒波」「立春寒波」という言葉が毎年のようにニュースに出てくるように節分、立春はまだまだ寒い。

節分の日の夕景=富山県高岡市

秋土用、涼しくなってきた

 10月20日は2017年の「秋土用の入り」。

 「秋土用」は決まった間隔でやってくる「二十四節気」とはまた違う「雑節」と呼ばれる季節の言葉の1つだ。二十四節は地球の公転を元に空に昔の人が描いた黄道という太陽の道上の太陽の位置で1年を24等分して決められいるが、立春、立夏など雑節は季節の変化を元に定められた言葉だ。

 二十四節気よりもさらに季節感のある言葉も多い。ウナギを食べる風習が根付いている夏の「土用」が知られているが、年に4回もあり、期間も18日と長い。

 立春前日までの18日間が冬土用、立夏の前が春土用、立秋の前が夏土用、そして立冬の前が秋土用となる。昔の人はこの土用の期間にに次の季節の準備や心構えのしたのだろう。

 秋土用は10月20日から始まることが多いが、年によって1日前後することもある。そしてことしは10月20日から11月6日まで。

 土用が終わった翌日の11月7日が「立冬」。暦の上では冬になる。

 

少し街路樹が赤く色づいてきた=2017年10月20日朝

10月19日の最高気温は16.7度、平年より4度以上低く涼しいというより少し肌寒かった。

 10月20日は最低気温は13.8度と平年並みだったが、曇り空で日中の肌寒さは続きそうだ。

 

 毎年の二十四節気と雑節の日付は国立天文台暦計算室のページに載っている。