外接ハロ

 暈(ハロ)やアーク、幻日と同じように氷の雲で光が屈折する現象。
 暈(ハロ)の上部と下部で接して外側に楕円状の光の輪ができる。
 暈がまん丸なのに対し、横長い楕円状なのが特徴。太陽が40度以上の高さに表れる。
 それ以上低く、上下の部分だけが見えたときは上部タンジェントアーク、下部タンジェントアークと呼ばれる。
 Robert Greenlerの「太陽からの贈り物」によると太陽の高さが高いほど、円に近く角度が下がるにつれ、楕円が大きくなる。上部は高さ30度でほぼ水平、20度になると逆に暈と反対に上に反ってくるという。

 2003/06/03/15:07 上と下が鮮やかな外接ハロ。
横の部分はややはっきりしないが楕円形なのはわかる。元の暈(ハロ)は見えない。

 上の部分がくっきりと鮮やか。下は最初ははっきりと見えたが、20分程度で見えなくなってしまった。
 上だけしか見えない。こうなると上部タンジェントアークと呼ぶべきか。 16:30ではもう丸い暈(ハロ)に

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