巻積雲広がる、彩雲、夕焼け雲……

10種雲形 巻積雲

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広がる巻積雲、雲の大きさも違う

2017年11月最初の日は朝から夕まで巻積雲が現れた。

巻積雲は青空に白い小石を敷き詰めたような雲。「いわし雲」「うろこ雲」などとも呼ばれる。5000メートルから13000メートルの高い空に現れる氷の粒でできた雲。高い空に現れるから一つ一つの雲が小さく見える。

「いわし雲」「うろこ雲」「さば雲」。一年中見ることが出来る雲だが、いかにも秋らしい名前で、澄んだ青空とマッチして秋にふさわしい雲だ。天気の変わり目に現れやすい雲で天気が変わりやすい秋によく現れる雲であることは確かだ。

巻積雲はいろんな形になったり、気象現象をもたらしてくれる。

小さな巻積雲が密集して強い風にまとまったのが「レンズ雲」。

波のような形を描く波状雲になることもある。

雲が強い太陽の光を受けて赤、黄、緑、青など色づく彩雲も巻積雲から発生することが多い。

夕方太陽が沈んだ後、空に残った雲が赤く色づくのも巻積雲が覆い。

11月1日はレンズ雲や、彩雲が見えた。

山裾にレンズ雲状に広がる雲

11月2日も午後に巻積雲が現れ日没後の雲はあかね色に広がってとてもきれいだった。

赤く色づいた巻積雲=2017年11月2日

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