芒種、麦刈り終わり田の水も減ってきた

二十四節気

田んぼの水も少しずつ減ってきた=2019年6月6日

二十四節気・芒種

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旧暦の4月末から5月上旬、稲や麦など芒(のぎ)のある植物の種をまく時期のころにあたる。現代ではもう麦は刈り入れを終え、田植えも終わったころで古来とは農業の季節感が変わってきたことがわかる。梅雨入りが近づいてきた日でもある。

2019年は6月6日が芒種。ことしは5月末から夏日が続き、時には30度を超える真夏日になる日もあった。6日は最高気温が25度を超えないさわやかな天気。空も少しかすんでいるものの青空が広がり、適度に雲が流れていた。

【歳時記】夏の季語

芒種なり水盤に粟蒔くとせむ  草間時彦

芒種はや人の肌さす山の草   鷹羽狩行

朝粥や芒種の海がみづうみに  秋山幹生


前の二十四節気は小満5月21日

次の二十四節気は夏至6月22日

麦はほとんど刈り取られた福井平野=2019年6月6日

とげのようなものが芒(のぎ)。麦は実についている

 

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