真竹の細い筍が生えてくる【竹笋生】

七十二候

七十二候・竹笋生(たけのこしょうず)

 七十二候の第二十一候。タケノコが出てくるころという。日本で食べられるタケノコは孟宗竹で収穫時期は3月ごろから4月終わりごろから。しかしこの七十二候に出てくるのタケノコは、もともと中国に多い「真竹」を指す。

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家の裏で見つけた真竹のタケノコ=5月16日

 真竹は七十二候がつくられた孟宗竹より細く、タケノコも細い緑色でやわらかくておいしい。ラーメンにいれるシナチクは真竹からつくられる。

 2025年は5月15日からが「竹笋生」。14日は全国的に好天が広がり急に熱くなった。北陸福井県の小浜市は最高気温が29度を越え全国的に2番目の高さとなった。4月前半の寒さで地面の中に眠っていた真竹も少しずつ顔を出してきた。


前の七十二候は蚯蚓出(みみずいずる) 5月10日

次の七十二候は蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ) 5月21日

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