梅が熟すころ雨上がり蒸し暑く嵐【七十二候】

七十二候
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七十二候・梅子黄(うめのみきばむ)

 「梅子黄」は七十二候の第二十七侯。梅の実が色づくころを表す。2025年は6月16日。

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 青々と育ってきた梅の実は気温が上がる6月の梅雨の時期にふくらみやがて黄色く熟して甘酸っぱい香りの実梅となる。

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 俳句では熟す前の青梅が夏の季語となっている。青いうちに落として梅干しや梅酒となる。

 2025年は全国的に梅雨入りは早く一部で早々と梅雨明けした地域もある。北陸は「2025年は全国的に梅雨入りは早く一部で早々と梅雨明けした地域もある。北陸は6月10日に梅雨入りし週末は雨模様だったが、6月16日以降は晴れの日が多く気温も上がる予報となっている。北陸各地も16日午後には最高気温が30度を越える暑い日となりそうだ。

 北陸は梅雨入り後も雨は少なく小雨が降る程度のやや空梅雨模様の空が続いていた。6月16日は未明から大気が不安定となり竜巻注意報が出され、一時雷鳴が鳴り響く激しい嵐となった。朝には天気は回復した。


【歳時記】青梅が夏の季語

青梅に眉あつめたる美人かな  与謝蕪村

青梅や空しき籠に雨の糸  夏目漱石

青梅がごろごろ記憶鮮明に    吉田典子


前の七十二候は腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる) 6月11日

次の七十二候は乃東枯(なつかれくさ かるる) 6月21日

七十二候一覧

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