七十二候

雨降りの小満、静かに夏は近づく

二十四節気・小満 七十二候・蚕起食桑  二十四節気の「小満」。万物次第に長じて天気に満ち始める」という意味。は直接的に季節の出来事や自然をさす言葉ではない。春から夏に向かい。生命が満ちてくることを現す。初夏にふさわしい言葉だ...
七十二候

真竹の細い筍が生えてくるころ【竹笋生】

七十二候・竹笋生(たけのこしょうず)  七十二候の第二十一候。タケノコが出てくるころという。ふだん食卓にあがる筍は孟宗竹のタケノコで早いところでは3月には収穫される。この七十二候とは時期が大幅にずれているようだが、実は5月から6月に...
七十二候

雨降りでミミズも這い出しやすく

七十二候・蚯蚓出(みみず いずる)  地中に眠っていたミミズが地中に這い出すころ。  七十二候の第二十候。2021年は5月10日。雨模様となり、地面も少し湿ってミミズや虫がはい出しやすい空模様となった。   ...
七十二候

立夏、雨の庭にも新緑

二十四節気・「立夏」 七十二候・「蛙始鳴」  「立夏(りっか)。」二十四節気ではこの日から季節は夏となる。二十四節気の第八節。春分と夏至のほぼ中間。新緑の頃。  2021年は5月5日。子どもの日端午の節句とも重なった。...
七十二候

暦の牡丹咲くころ既に花散る

七十二候・牡丹華(ぼたん はなさく) 七十二候の第十八候は「牡丹華」。中国をはじめ日本でも華やかな春の花として愛されてきたボタンが咲く頃を表す。  2021年は4月30日。最近の七十二候は実際の気候より遅れてい...
ハロ

ハロの多い4月既に9回出現

2021年4月の気象光学現象 太陽の周りにまん丸い環ができるハロ(暈)、ことしはいつもの年よりよく見かける気がする。3月も多かったが、4月になってさらに多い。4日連続出現したこともある。調べてみたら4月29日までに月内...
七十二候

「苗の伸びるころ」既に田植えも

七十二候・霜止出苗(しもやんで なえいずる)  七十二候の第十七候は「霜止出苗」。暖かくなって霜が降ることはなく、苗代の稲苗も育っていく頃。温暖化が進んだ最近ではもう既に田植えしているところもある。  2021年は4月...
七十二候

穀雨は暖かく霞んだ青空

二十四節気・穀雨(こくう) 七十二候・葭始生(あしはじめてしょうず)  穀雨は田んぼや畑の耕作準備が整ったころに暖かい柔らかな雨がふるころを表す。「春雨降りて百穀を生化すれば也」。雨が続けば菜種梅雨とも呼ばれる。春の最後の二十四節気...
七十二候

春の虹が現れる頃、虹のようなハロ

七十二候・虹始見(にじ はじめて あらわる)  七十二候の第十五候は「虹始見」。移動性高気圧と低気圧が交互にやってくる春は天気が変わりやすい。雨上がりに日が差すと虹が現れる。  雲一つない青空よりもいろいろな雲が次々と...
七十二候

春の暖かさで既にマガン去る

七十二候・鴻雁北(こうがんかえる)  七十二候の第十四候。冬を日本で過ごした雁が北へ帰るころ。マガンは天然記念物で北陸を南限に越冬し、春生まれ故郷のシベリアなどへ帰っていく。  最近は温暖化で春の気温が上がり、北帰行の...
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