環天頂アーク

 巻層雲など空気中の氷の結晶によって太陽光が屈折してできる虹のような光。
太陽から46度の角度の外暈(ハロ)に接するのが環天頂アーク。22度の内暈に接するのがタンジェントアーク。 環天頂アークの方が大きい。
 環天頂アークは太陽の高度が30度より低いときに現れる。太陽から46度と大きく離れているため天頂近くに見えるためこの名が付いている。暈や幻日が見える時、上を見上げると虹のような輝きがあったらアークと考えればよい。
 

上が環天頂アーク、下がタンジェントアーク 2002/11/20
 地平線から80度ぐらいの角度で見えた環天頂アーク。その下にはタンジェントアーク。
 この日は暈の両側に幻日も見えた

環天頂アーク2

タンジェントアーク
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