日本海随一の展望、市街地も海も

高層からの風景 新潟朱鷺メッセ

信濃川左岸の新潟市街地と日本海365度のパノラマ、汽船や佐渡島

新潟市の信濃川河口の万代島にある複合コンベンション施設の朱鷺メッセ。その上に高層の日航ホテルがある、最上階が高さ125メートルの展望施設がある。新潟駅からタクシーで5,6分。徒歩で20分。

新潟市の信濃川河口にある朱鷺メッセ。細長い31階建てビルの屋上が展望所。

万代島といっても信濃川の中州のような細長い土地。佐渡島へ向かう佐渡汽船のターミナルもある。朱鷺メッセは2003年に開業した施設で1万人が収容できる展示場や大小13の会議場がある。その北側に細長いビルが建ち、一階には美術館も。22階から29階までがホテル日航新潟の客室。その上に展望スペースになっている。展望スペースは朱鷺メッセの1階からあがるが、ホテルからはフロントや各部屋のある階のエレベータから直接行ける。

31階の展望スペースは「Befco ばかうけ展望室」と名付けられてる。レストランや土産売り場を含め31階全体が展望室で入場は無料。レストランの一部を除けば自由に歩き回れる。展望室のホームページによると日本海側で一番高いビルだ。日本の夜景100選にも選ばれている。この展望室の名前は新潟市の菓子メーカー栗山米菓がネーミングライツを取得し2009年に名付けた。Befcoは栗山米菓のブランドイメージからとられ、ばかうけは主力商品のせんべいの名前。土産店も運営している。

北側の眼下に広がる信濃川下流から日本海。手前が佐渡汽船乗り場、その奥に新日本海フェリー

河口の様子をタイムプラス動画に その1

朝霧の河口をタイムプラス動画に

地上125メートル365度のパノラマ風景は見応えがある。北側の窓(万代島が斜めに横たわっているため実際は北東方面)の窓からは信濃川の河口から日本海が見える。佐渡汽船の波止場や、北海道と結ぶ新日本海フェリーの乗船場、海上保安部の巡視艇、漁船などさまざまな船の行き来がある。河口から日本海に曲がって突き出した防波堤も印象的だ。海の先には小さな島が見える。粟島だ。周囲23キロ、面積10平方キロ足らず。島は粟島浦村の村民が住み人口230人。その右側には半島のような山並みが続く。山形県の山々だ。

 西側の窓からは信濃川左岸の新潟の市街地、海岸線、そして佐渡島が見えてくる。古町と呼ばれる、元の中心市街地も見える。

信濃川上流方向。万代橋やヨット、新潟県庁も

南側は信濃川の上流方向の風景。広い信濃川にかかる橋が何本も見える。手前から二番目が万代橋だ。アーチ式の橋桁が有名の国の重要文化財に指定されている。手前の橋には「柳都大橋」というなかなか粋な名前がついている。少し上流に新潟県庁も見える。地上18階、高さ87メートルのビルだ。

東側は新潟駅、上越新幹線の線路、鳥屋野潟、Jリーグアルビレックス新潟の本拠地スタジアム、上越県境の山々が広がる。手前には大きな製紙工場や石油タンクも。

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