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雪をたたえた白山 夕日の水田 北陸線の車窓

北陸新幹線 まずは福井~金沢

シリーズ車窓から

2015年開業した北陸新幹線金沢ー東京間。トンネルが多くてずっと車窓の風景が楽しめるわけではないが、それでも山、海ときれいな景色のところもある。順次紹介していきたい。

まず福井からは金沢までは北陸線に乗っていく。名古屋、米原方面からの「しらさぎ」、大阪からの「サンダーバード」に加え、北陸新幹線との乗り継ぎを意識した「ダイナスター」、福井ー金沢間の通勤、ビジネス需要を意識した「おはようエクスプレス」の4つの特急があり、所要時間は50分足らず。

車窓の風景で言うと福井ー金沢間の座席は東側、山側の風景が見えるA席がお勧め。

まず福井駅をでると福井県で一番大きな河川である九頭竜川を渡る。福井・岐阜県境の奥越前の連山が遠くに見える。2013年の延長を目指している金沢ー福井間の北陸新幹線の大きな橋の陸橋も姿を現している。

九頭竜川の夕景

九頭竜川を渡ると次の特急停車駅「芦原温泉駅」までは左右に福井平野の水田地帯をみて走る。春先は水田に水がたたえられて美しい。夏前には麦秋、夏は稲が色づき、秋には白い花が咲いたそば畑があちこちで見える。冬は雪で白一色になる。

春水田に水をたたえると夕日が反射する

芦原温泉を出ると、しばらくして県境のトンネルをぬけ石川県に入る。左右に加賀平野が広がる。福井平野と並ぶ豊かな水田地帯だ。加賀温泉駅が近づくと右手に白山が見えてくる。冬は本当に名前通り真っ白な山だ。三つの峰が並んでゆったり雪をたたえている。周囲に高い山はなく、白い頂に古来人々は気高さを感じ、信仰の対象としてきた。奈良時代越前の僧泰澄が開いたと言われる。日本の各地に白山神社が建てられている。もともと白山信仰は越前から始まったが、白山がよく見えるのは福井県で福井市の南側と、奥越前地方で金沢までの北陸線では加賀平野からが美しい。

白山は加賀温泉から次の小松駅を過ぎたところまでよく見える。小松市の小松ドームを手前にした風景もみどころだ。また小松市には自衛隊と民間の共用の小松空港もあり、自衛隊のF15の訓練飛行なども見えることもある。

白く雪をたたえた白山

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白山の手前に小松ドーム

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小松を過ぎると車窓には住宅が多くなる。また工事が進む北陸新幹線の高架が続く。

手取川を渡るころ左側には日本海が見えるところもある。

次の松任駅近くには北しく新幹線の車両基地もあり、高架の線路には基地に帰る新幹線車両が見えることもある。

金沢が近づくと犀川をわたる。左側の車窓からは金沢市の市民文化村の煉瓦づくりの建物も見える。