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あべのハルカス、300メートルから大阪を一望

高層からの風景 あべのハルカス 

 天王寺公園、電車、大阪城、大阪湾、神戸、淡路島、堺‥‥

通天閣からみたあべのハルカス

 大阪市のJR天王寺駅の真ん前。近鉄大阪阿部野橋駅の上に立つあべのハルカスは2017年11月現在日本で最も高いビルダ。高さ300メートル60階建て。上部は展望スペースとなり大阪市はもちろん、近隣の市も見渡せる。

ハルカスは2014年に完成。それまでは横浜市のランドマークタワーが296メートルでトップだった。ランドマークタワーは70階建てで、ハルカスは60階建てだからハルカスの方が各フロアの天井が高いことがわかる。

ハルカスは1階が近鉄の阿倍野橋駅。地下は天王寺駅と通じている、2階から上は14階までが近鉄百貨店、16階がハルカス美術館と展望スペースへのエレベーター乗り口。19,20階がマリオットホテルのロビー。オフィス階をはさんで38階から上がレストランを含めた大阪マリオットホテル、58階から上が「ハルカス300」となっている。

 2015年6月始めて上がった。最初雨模様だったが幸いすぐに晴れてきた。

 ハルカス300の入場料は大人1500円。

ハルカス300展望回廊に上がると晴れてきた

 16階から高速エレベータで上がると最上階の展望スペースに到着する。

 ビルの真ん中は吹き抜けで、ガラス張りの壁面に沿うように広い回廊スペースがありぐるーっと1周すれば東西南北を見下ろすことができる、

道路中央を走る阪堺線の電車

奥には堺市も見える

 南側は堺、和歌山方面。真下には住吉、堺方面に向かう阪堺電気軌道の阪堺電車上町線が見える。天王寺駅を出てからしばらくは路面電車のような雰囲気で道路中央を走っている。

 奥には堺市の巨大古墳をとりまく木々は林のように見える。長居スタジアムも南東方向に見える。

 

JRと近鉄電車が交差

東側は下に見える線路と道路の交差する様子が面白い。JRの大阪環状線、関西本線、阪和線にあべのハルカスの下の阿倍野駅を始発とする近鉄南大阪線が交差する。

天王寺公園や四天王寺

 北側は大阪の中心街、梅田を中央奥に見ながら手前下には天王寺公園、四天王寺、その向こうにビルの谷間から大阪城が見える。

 西側は難波が手前に奥には大阪湾岸のビル群や、大阪環湾をへだて神戸や、淡路島も天気がよければ見えてくる。天王寺公園のそばに立つ通天閣がはるか下にあることに驚く。

京橋、梅田方面

弁天町方面