JR芦原温泉駅を散歩、川とともに交通要衝

 2019年元号が平成から令和に変わる直前の4月28日、JR北陸線の芦原温泉駅周辺を散歩した。芦原温泉駅は、家から遠くない最寄り駅で、出張や旅行などでよく利用する。車で行って駐車場に置くか、家族に送ってもらうかで駅周辺のことはほとんど知らない。GWで暇もあり、遠くへ行く予定もないので歩いて探索することにした。

福井県あわら市にある芦原温泉駅は以前は金津という駅名だった。金津から芦原温泉に向かう一駅だけの枝線が通っていた。丸岡(現坂井市)を通り、東古市(現永平寺町)へ向かう京福電鉄の永平寺線も通っていた。芦原温泉駅のあるあわら市は旧金津町と芦原町が合併して誕生した。芦原温泉駅のある旧金津町は北国街道沿いの宿場町で、古くは鉄の産地だった。町の真ん中を走る竹田川の水運と街道の陸運が交差する交通の要衝だった。4年後の北陸新幹線の敦賀までの延伸時には現役に併設して新幹線駅ができる。

10連休2日目で芦原温泉などに向かう観光客らでにぎわう芦原温泉駅を出発。駅前には食堂を兼ねた土産物店が並ぶ。東尋坊や芦原温泉へ向かうバス乗り場もある。駅のから西へ向かっているメーンストリートを少し歩いた後、左へ曲がって竹田川の川岸に出た。川岸は舗装された道幅の狭い護岸道路で川を眺めながらジョギングしたり、散歩する人も多い。川には何本も橋が架かっていて、右岸を通ったり左岸を通ったり変化に富んだ散歩コースになっている。川の側で釣りをする人もいた。

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川から再びメーンストリートに戻りさらに狭い市街地の道を歩いた。図書館があり、その側に小さな河濯(かわそ)神社があり、さらに進むと大きな金津神社の鳥居も見えた。

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駅に戻ると駅舎の東側で大規模な工事が行われていた。もともとは京福電鉄の金津駅があった場所だ。新幹線の新しい駅舎ができる。この日は曇り空で天気はいま一つだった。天気のいい日にもう一度歩いてみたい。あわら温泉駅散歩 その2

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