秋到来、ソバの花に気づいた

9月18日夕仕事からの帰り道。稲が穂を垂れた福井平野の水田風景の中にソバの花が咲き始めていることに気が付いた。

 ときどき通る田園地帯の中の農道の中、水平線に落ちる夕焼けの写真を撮ろうと周囲を見渡すと白い小さな花を付けている場所が広がっていた。これまで気が付かなかったが、これからきれいな風景が見れそうだ。

 9月18日は七十二候で「玄鳥去」(つばめさる)の日。そういえばツバメはあまり見かけないかもしれない。

 

半夏生、農作業休みタコ、鯖、うどん食べる日

半夏生前日の7月1日の夕景

雑節・半夏生

夏至から11日目。ドクダミの仲間の薬草半夏(はんげしょう)がこのころ生えていくのでこの名が付いたという。2018年は7月2日。

半夏生の期間は5日間。この日までに田植えを終わらないと秋の収穫に半分しか間に合わないともされ、全国的に農繁期の休みの時期でもある。いったん農作業を休んで次の忙しい時期に備え、おいしい食べ物を食べ休養をとる。ちょうど1年の折り返しの時期だ。

半夏生7月2日の空。田んぼは苗が成長して緑が深まっている。

大阪地方を中心に関西では稲の穂が多くに分かれて成長するようにとの願いを込め足の多いタコを食べる習慣があるという。

福井県の岐阜県境に近い盆地の大野市では鯖を焼いて食べる。 海から遠い大野では江戸時代、大野藩主が田植えに疲れた農民を思いやり、飛び地のあった越前海岸で捕れたサバを丸焼きにし、食べさせたのが始まりといわれる。市内の鮮魚店ではサバを串に刺して丸焼きにして販売している。

香川県ではうどんを食べる習慣があり、半夏生の7月2日が「うどんの日」になっている。

ハンゲショウは、水辺や湿地に見られるドクダミ科の多年草。花の下の葉が半分だけ、おしろいを塗ったように白く変わるため「半化粧」と呼ばれるという説もある。

半夏生は夏の季語

「風鈴の夜陰に鳴りて半夏かな」 飯田蛇笏

「いつまでも明るき野山半夏生」草間時彦

半夏生は七十二候の言葉でもある。

前の雑節は「入梅」6月11日

次の雑節は「夏土用」

芒種「種を蒔くころ」風景は麦秋

二十四節気・芒種

麦は黄色く色づく 芒種は稲や麦など穂が伸びる植物の種をまく時期の旧暦5月の言葉。

2018年は6月6日。

とげのような細い毛がでている麦の穂。芒(のぎ)

「芒」は「のぎ」とも読み稲・麦などイネ科植物の実の外殻にある針のような毛。芒(すすき)もその一種だ。これらの植物の種を蒔くころをいう。「小満」と「夏至」の間の二十四節気の言葉だ。

田植えも終わり稲の苗も伸びてきた

今の季節では稲の田植えは早いところは4月の終わり。育てる米の種類にもよるが5月初めから20日過ぎが多い。芒種の頃は田んぼの緑の苗が伸びて水田は青々としている。一方の麦は種まきは秋から冬にかけて、芒種はもう黄色く色づき早いところでは収穫も行われている。「麦秋」だ。

「芒種はや人の肌さす山の草」 鷹羽狩行

俳句の世界では夏草が強く生えてきている。

七十二候ではカマキリ生まれる日

6月6日は七十二候で螳螂生。(かまきりしょうず)。

カマキリが生まれる頃。夏の虫が生まれる時期でもある。

6月6日は全国的に雨模様

梅雨前線が伸びて近畿、東海、関東甲信地方が梅雨入りした。

北陸地方はどんより曇り空だったが雨はあまり降らず梅雨入りは持ち越した。

小雨模様。6月6日朝の高岡駅
夕方の自宅前の空。うっすら太陽が見えた=6月6日

前の二十四節気は5月21日「小満」

次の二十四節気は6月21日「夏至」