中秋の名月、2018年は秋分の日の翌日

中秋の名月

中秋の名月は旧暦8月15日の月をさす

月の満ち欠けを元にした旧暦だから現在の太陽暦では毎年日付が変わる。旧暦では7月から9月が秋。7月を初秋、8月を中秋、9月を晩秋と呼んだ。中秋の十五夜、満月の日を中秋の名月として、平安時代から月を愛でる宴の日とした。正月やお盆などいろいろな年中行事が新暦で行われるが、中秋の名月は旧暦で行われるため、毎年日が違う。

中秋の名月の前日9月23日の月

2018年は9月24日が中秋の名月。秋分の日の翌日となった。

としは9月10日が旧暦の8月1日、9月24日が旧8月15日となった。9月24日の月の出は17時42分。ほぼ真東から上がってくる。

実は9月24日は満月ではない。天文学的な月齢は24日が「14」。完全な満月は25日の午前11時過ぎだ。日本からは見えない時間だ。

 

台風21号近づく、前日は晴れきれいな夕焼け

台風21号が近づいている。9月3日21時の時点では種子島の南東270キロにあって北へ進んでいる。中心気圧は945ヘクトパスカル、風速45メートルと勢力が強い。今はかなり遠いところにあるが、これから急速に速度を上げ4日に昼頃に四国から紀伊半島にかけて上陸、中部地方を縦断して日本海にぬける見通し。JR西日本など早々と運休を決めている。

まだ遠い台風 きれいな青空と雲=9月3日朝

台風の予想進路に入っている福井県では3日は青空が広がり、午前中は積雲がゆっくり流れる穏やかな空だった。夕方もまだ風は弱いものの、普段とは少し変わった雲や鮮やかな夕焼けが現れた。山沿いでは連続したレンズ雲が見えた。

台風前日のきれいな夕焼け

夜は空が澄み渡りきれいな星空が見えた。

4日は午前中晴れ、昼ごろから雨模様になり風も強まる予報。夕方に最接近の予報で警戒が必要だ。

近づく立秋、猛暑は衰えるのか? 

8月7日は二十四節気の「立秋」

猛暑が続く2018年8月。でも高原では確実に涼しくなってきた。最高気温が25度程度の標高1700メートル=長野県下高井郡山ノ内町、竜王マウンテンパーク

「秋の始まり」を意味するが実際は夏の暑さの真っ盛りであることが多い。2018年も全国350地点で気温が35度を超える猛暑日となった。京都、広島、岡山、鳥取県で38度を超えるところも出た。名古屋市で全国最高の39.9度を記録した。まだまだ秋がやってきそうな気配はない。

立秋はなぜ涼しくならないのか。

立秋は北半球では昼の時間、すなわち日照時間が最も長く太陽の角度が最も高い夏至から太陽の天空の見かけの位置太陽黄経が45度離れた日になる。6月21日の夏至から47日後。かなり日数はたっているが、夏至のころは日差しは強いがまだ大地は暑くなりきっていない。それから強い日差しを浴び続けて大地や海は熱せられ、気温が上がっていく。

夏至からしばらくは太陽高度が下がるのはゆっくりで日の出の時間もゆっくり遅くなる。日の入りの時間もゆっくりと早くなる。夏至から立秋まで日照時間の変化は少なく、立秋を過ぎた頃から日照時間が減っていく速度は速くなる。9月の秋分の日を過ぎる頃にはつるべ落としのように日没が早くなり日照時間が減り秋が深まっていく。

立秋は太陽高度が目に見えてわかるように下がっていく始まりの日。日照時間が減っていくことを実感する始まりの日の意味だろう。ただ大地はまだ暑く、暑い空気が残っている。

日没はまだ午後7時過ぎ。日差しは明るく強い。=長野県下高井郡山ノ内町

猛暑はまだ続きそうだが、今年は二十四節気や雑節と実際の気象がリンクすることも多い。入梅も一致し、梅雨明けを現す小暑もそうだった。

今年は太平洋上の台風13号が近づいてきた。雨で一時気温が少し下がるところも出そうだ。

8月7日どこかで秋を見つけることができるだろうか。

 

 

 

 

異例西へ進む台風12号遠くの夕空も色鮮やか

2018年7月の台風12号は異例のコースを進んでいる。

台風12号は7月25日日本の南太平洋上で熱帯低気圧が台風になった。台風は北東、または北へ向かって最後に東へ旋回することが多いがこの12号は予想の段階から小笠原諸島を進んだ後は左旋回し西向きに方向を変えて大平洋側に上陸するとされてきた。それもだんだん左に寄り上陸地点予想も関東から東海、さらに伊勢湾の紀伊半島と変わってきた。28日午後8時の段階では三重県の伊勢、志摩付近が中心の予想円が描かれ、大阪、瀬戸内海、北九州という予想となっている。これまでの台風と全く逆のコースだ。

鳥が羽ばたくような雲。変わった形の雲が出てきた

台風が近づいてくるとかなり遠くでも風が吹きはじめ、空の景色が変わってくる。上空に強い風が吹いているためかレンズ雲も現れやすく、普段は見かけないような雲も現れる。夕方の空もいつもよりも色づいて不思議な雰囲気となる。

東海の海上を西に向かって進む12号から300キロ近く離れた福井県の上空の夕焼け雲の色鮮やかでしばらく見入っていた。

台風12号遠ざかり青空、猛暑

さわやかな青空 立夏

二十四節気・立夏

七十二候・蛙始鳴(かわずはじめてなく)

夏の始まりの夜明け。日の出は午前6時前

旧暦の暦の上で夏が始まる。2018年は5月5日。「端午の節句」、国民の祝日の「こどもの日」と重なる年が多い。

夏の初めだけにまだ涼しげな気候で俳句にもさわやかな雰囲気の句が多い。

「夏立つや衣桁にかはる風の色 也有」

「さざなみの絹ふくごとく夏来る 山口青邨」

「美濃といふ立夏の水奔る国 福島勲」

立夏の5月5日は朝から快晴。気温は低くさわやかな青空が広がった。

立夏の日差しを受けて新緑は輝く
夕方には飛行機雲が現れた

前の二十四節気は穀雨

次の二十四節気は小満

田んぼの風景ことしも夕日に染まる

毎年思うことだが、4月から5月にかけての田んぼの風景は美しい。早稲の田植え前に水が流し込まれ、最初は濁っていた水が水かさが増すにつれて濁りも消え、風のない日は静かな水面が空や風景を映し出す。

年を追うごと平野では田んぼの区画整理が進み、一区画あたりの面積が広がり、プールの何倍もの大きさとなる。

日が暮れる午後6時過ぎには広い水田地帯がオレンジや赤く染まる。夕日の長い光の影が伸びる。日没後もうっすらとトワイライト色が続く。

皐月の5月1日。田んぼには水が満ち夕日を映し出す

皐月、さつき、5月田植えの季節

5月の和風月名で皐月(さつき)。

4月終わり田に水が満たされ少しずつ田植えが行われる

旧暦の5月の呼び名であるが、実際の季節は4月頃。まだ春のなかばというころ。

早苗を植える「早苗月(さなえづき)」が略されて「さつき」となり、後に「皐月」の字があてられといわれる。今の季節より早い時期だが、そのころは苗が植えられていた。

田植え前サギが田んぼにたたずむ

しかし現在は以前より温暖化の夏の暑さなどから田植えが遅くなっている。早稲でも4月の終わり、コシヒカリなど人気品種は5月中頃が推奨されている。旧暦の季節感が現代と一致した。

田植えの風景はこれからだ。

苗が植えられた田んぼ

Sample Content

苗が植えられた田んぼ

Sample Content

2日続きの雨、田んぼが潤う穀雨本番

植物を生き生きさせる雨が降るという穀雨。でも今年の穀雨、4月20日はその1週間前から晴天続きで雨もしばらく降ってなく、穀雨という雰囲気ではなかった。

福井平野に降る雨=2018年4月25日

4月24日から雨となった。24日夜から25日昼にかけてやや強い雨になった。25日午後も小雨が続き、水が張られた平野の水田風景と相まって雨に煙るまさに穀雨の風景が広がった。緑が増してくる麦も雨を受けて一層鮮やかだった。

小麦畑が雨で一層緑に

田んぼが水鏡に、早稲の田植え近づく

水田が湖に、春の田園風景その1

水が張られた水田。青空を静かに映し出す

今年も田んぼが水鏡になる時季がやってきた。平野の水田に水が張られ、湖や池のような風景が広がる。田んぼに植える稲の品種によって田植えの時期が変わり水が張られる日も違ってくる。

今年は4月15日頃から一部の田んぼに水が満たされている。早稲が田植えするためだ。福井県ではハナエチゼンなどの品種だろう。地域によっても水が張られる時期は違い、いま水が張られているのはは大きな福井平野の石川県側の一部地域だ。ほかは麦が植えられていたり、田植えの準備も進んでいない。

最近は農業法人で稲作を行うところも多く、耕作地が集約されひとつの田んぼの面積も広くなっている。田んぼを耕し水を入れ始めたところはまだ土が見えたり、水が濁っていたりするが、少し時間がたつと水の濁りは消え、風がないとまるで湖のような静かな水面が広がり空の景色を映し出す。夕方夕日が平野を照らし出すと水田もオレンジ色や赤く色づいていく。

春土用、肌寒い一日だった

雑節・春土用入り

2018年4月17日は雑節の「春土用入り」。

春土用入りの4月17日朝は曇り空

「土用」は季節の変わり目を象徴する年に4回あり、ウナギを食べる風習がある夏の土用が広く知られている。

「土用」は季節の変わり目を象徴する雑節で春土用はあまりなじみないが、立夏までの18日間。

 4月17日が春土用入り

 4月27日が丑の日

 5月4日が土用明け

どんどん暑くなってきて土用明けは初夏の雰囲気がやってくる。

土用入りの17日は曇りから雨模様で肌寒い一日だった。

春土用。4月17日夕は小雨が降り出し肌寒い