二十四節気を取り上げる

小満、気温下がり過ごしやすい青空【二十四節気・七十二候】
二十四節気・小満 七十二候・蚕起食桑
万物次第に長じて天気に満ち始める」という二十四節気の「小満」。二十四節気の中では珍しく直接的に季節の出来事や自然をさす言葉ではないが、春から夏に向かい。生命が満ちてくることを現し初夏に...

立夏、薫風一転蒸し暑い雨模様【二十四節気・七十二候】
二十四節気・「立夏」 七十二候・「蛙始鳴」
二十四節気の7番目の節気は「立夏(りっか)」。二十四節気では春の六節は「穀雨」で終わりこの日から季節は夏となる。春分と夏至のほぼ中間。新緑の頃。風薫る5月、少し汗ばむような夏の初...

「苗の伸びるころ」田植え向けて水張り
七十二候・霜止出苗(しもやんで なえいずる)
七十二候の第十七候は「霜止出苗」。暖かくなってもう霜が降ることはなく、苗代の稲苗も育っていく頃を表す。
2023年は4月25日。4月は中旬夏日の暖かい日が続いていたが、...

穀雨は全国的に気温上昇、北陸は真夏日接近【二十四節気・七十二候】
二十四節気・穀雨(こくう) 七十二候・葭始生(あしはじめてしょうず)
二十四節気の「穀雨」は田んぼや畑の耕作準備が整ったころに暖かい柔らかな雨がふるころを表す。「春雨降りて百穀を生化すれば也」。雨が続けば菜種梅雨とも呼ばれる。春の...

清明、暖かい青空続きツバメ呼ぶ【二十四節気・七十二候】
二十四節気の「清明」は万物が清明、清らかで明るい季節。桜も満開。清明は七十二候の「玄鳥至」と重なる。桜と入れ替わるようにツバメがやってくる。

暖かさ続く春分、霞んだ空に花粉飛ぶ
二十四節気・春分、七十二候・雀始巣(すずめ はじめて すくう) 雑節・春彼岸
「春分」は二十四節気の4番目。暖かさも増しいよいよ春まっただ中の雰囲気になってくる。昼と夜の長さが同じ日。毎日日没の時間が少しずつ遅くなり、太陽...

暖かさ続く3月、啓蟄で雪の下から虫【七十二候・二十四節気】
二十四節気・「啓蟄(けいちつ)」 七十二候「蟄虫啓戸(すごもり むし とをひらく)」
「立春」から始まる二十四節気の3番目は「啓蟄」。地中や木の中などに冬眠していた虫が穴から這い出て来る頃を表す。虫が嫌いな人にとっては...

穏やか小雨、残雪消える【二十四節気・七十二候】
二十四節気・雨水(うすい)、七十二候・土脉潤起(つちの しょう うるおい おこる)
立春に続く二十四節気は「雨水」。空から降る雪が雨に変わり、積もった雪も融けて水が流れ出す頃を表す。草木が雨にうたれて芽ぐみ始める。
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立春雪解け雨、もう大雪は打ち止めか
二十四節気・立春(りっしゅん)、七十二候・東風解凍(はるかぜ こおりを とく)
「立春」。太陽の動きを基にした古くて新しい暦二十四節気は立春から新しい1年が始まる。暦がスタートする。二十四節気を元にした暦ではいよいよ旧正月...

冬から春へ変わる節目に雪融け出す【雑節・節分】
季節の変わり目 雑節・節分 2月3日
「節分」は季節の分け目という意味があり、もともと春夏秋冬ごとにあるが、今では立春を前にした冬と春の分け目だけが行事として残っている。立春がかつては1年のスタートだったことが大きい。...