毎年違った場所に白い蕎麦畑が広がる

9月中頃になると稲が黄金色に穂を垂れた福井平野の水田地帯に白い小さな花が咲いている一角が現れる。秋咲きのソバの花だ。いままで気が付かなかったのに、いつの間にか一気に白い花が広がっている。

蕎麦畑の横を走る特急サンダーバード

10月初め頃まで花が咲き、その後実を付け、収穫されて新蕎麦の粉となる。そばの花が咲く場所は毎年違っている。稲作の水田が減反で1年間土地を休めるため休耕田となってソバが植えられる。ことしはどんな場所に蕎麦が花をつけ、どんな風景を見せてくれるのか通勤時の楽しみな風景だ。

二十四節気一覧 

二十四節気一覧

                   節・中  意 味 2018年 2017年
立春(りっしゅん) 1月節 寒さが峠を超え春の気配 2月4日 2月4日
雨水(うすい) 1月中 雪が解け、雪が雨に変わる 2月19日 2月20日
啓蟄(けいちつ) 2月節 地中の虫がはい出てくる 3月5日 3月5日
春分(しゅんぶん) 2月中 昼と夜の時間がほぼ等しく 3月21日 3月20日
清明(せいめい) 3月節 すべてが生き生き清らかに 4月5日 4月4日
穀雨(こくう) 3月中 穀物を潤す春雨が降る 4月20日 4月20日
               
立夏(りっか) 4月節 夏の気配が感じられる 5月5日 5月5日
小満(しょうまん) 4月中 すべてが伸び天地に満ちる 5月21日 5月21日
芒種(ぼうしゅ) 5月節 稲など芒のある種を植える 6月6日 6月5日
夏至(げし) 5月中 太陽が高く昼が長い 6月21日 6月21日
小暑(しょうしょ) 6月節 暑さが増し梅雨が明ける頃 7月7日 7月7日
大暑(たいしょ) 6月中 夏の暑さが極まるころ 7月23日 7月23日
       
立秋(りっしゅう) 7月節 秋の気配が感じられる頃 8月7日 8月7日
処暑(しょしょ) 7月中 暑さがおさまる頃 8月23日 8月23日
白露(はくろ) 8月節 朝晩露が草花に宿る 9月8日 9月7日
秋分(しゅうぶん) 8月中 昼と夜が等しく真西に日没 9月23日 9月23日
寒露(かんろ) 9月節 秋深まり野草に冷たい露 10月8日 10月8日
霜降(そうこう) 9月中 霜が降り始める頃 10月23日 10月23日
      冬    
立冬(りっとう) 10月節 冬の気配が感じられる 11月7日 11月7日
小雪(しょうせつ) 10月中 寒さが増し雨が雪に変わる 11月22日 11月22日
大雪(たいせつ) 11月節 雪が降り積もってくる 12月7日 12月7日
冬至(とうじ) 11月中 昼が一番短く太陽が低い 12月22日 12月22日
小寒(しょうかん) 12月節 寒の入り、寒気が増す 1月5日 1月5日
大寒(だいかん) 12月中 寒さが極まる頃 1月20日 1月20日

中秋の名月、2018年は秋分の日の翌日

中秋の名月

中秋の名月は旧暦8月15日の月をさす

月の満ち欠けを元にした旧暦だから現在の太陽暦では毎年日付が変わる。旧暦では7月から9月が秋。7月を初秋、8月を中秋、9月を晩秋と呼んだ。中秋の十五夜、満月の日を中秋の名月として、平安時代から月を愛でる宴の日とした。正月やお盆などいろいろな年中行事が新暦で行われるが、中秋の名月は旧暦で行われるため、毎年日が違う。

中秋の名月の前日9月23日の月

2018年は9月24日が中秋の名月。秋分の日の翌日となった。

としは9月10日が旧暦の8月1日、9月24日が旧8月15日となった。9月24日の月の出は17時42分。ほぼ真東から上がってくる。

実は9月24日は満月ではない。天文学的な月齢は24日が「14」。完全な満月は25日の午前11時過ぎだ。日本からは見えない時間だ。

 

秋分の日、彼岸の中日。午後から曇り空

二十四節気・秋分

天文学的に言うと太陽が黄経180度の点で天の赤道を横切り北半球から南半球に入る。その時刻を含む日を秋分の日という。国民の休日になっている。2018年は9月23日。

太陽は真東から出て真西に沈む。夜と昼の時間がほぼ等しくなる。ことしは午前中青空が見えたが午後からは曇り空。太陽の動きははっきり見えなかった。

秋分の日 9月23日の空 午前中は青空が広がったが午後からは曇り

旧暦では秋分を含む月を8月と決めている。旧暦8月15日の十五夜の月が中秋の名月。2018年は9月23日が秋分、24日が中秋の名月と続いた。

秋分を含む7日間を彼岸と呼ぶ。

秋分の日が近づくと夕日は真西方向に沈む=2018年9月19日、福井県坂井市サンセットビーチ
秋分の日が近づくと夕日は真西方向に沈む=2018年9月19日、福井県坂井市サンセットビーチ

9月20日が彼岸の入り。9月23日が彼岸の中日。9月26日が彼岸の明け。

秋分の正午の日ざし真向にす 菅裸馬

秋分の男松より夕日さす 田平龍胆子

の二十四節気は白露 9月8日

次の二十四節気は寒露 10月8日

 

 

近づく秋分、中秋の名月、日は西に

秋分の日が近づいてきた。秋分は二十四節気のひとつ。太陽が真東から出て真西に沈む日。昼と夜の長さがほぼ等しくなる日だ。2018年は9月23日が秋分の日。秋分の日と、その前後3日間が秋彼岸で9月20日から秋の彼岸となる。

昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる。猛暑だった2018年も最高気温は30度を割り、朝晩は涼しさを感じる。

海岸線の正面、ほぼ真西に沈む夕陽=2018年9月19日

秋分の日を前に9月19日福井県坂井市のサンセットビーチへ夕日を見に行った。海岸線のほぼ真正面に夕日が沈んでいった。最後は雲に隠れて日没は見えなかったが、海はオレンジ色に染まっていた。

2018年は秋分の日の翌日の9月24日が「中秋の名月」となる。中秋は旧暦の8月のことで8月の十五夜、月の満ち欠けを大事にしてきた昔の人は満月の日を中秋の名月として月を愛でる風習があった。旧暦の8月15日は毎年変わり、ことしはたまたま秋分の日に続く。

真西に太陽が沈む秋分の日、真東から満月に近い月が上がってくる中秋と空をゆっくり眺める日にしたい。

秋到来、ソバの花に気づいた

9月18日夕仕事からの帰り道。稲が穂を垂れた福井平野の水田風景の中にソバの花が咲き始めていることに気が付いた。

 ときどき通る田園地帯の中の農道の中、水平線に落ちる夕焼けの写真を撮ろうと周囲を見渡すと白い小さな花を付けている場所が広がっていた。これまで気が付かなかったが、これからきれいな風景が見れそうだ。

 9月18日は七十二候で「玄鳥去」(つばめさる)の日。そういえばツバメはあまり見かけないかもしれない。

 

白露、朝晩涼しくなってきた

二十四節気・白露(はくろ)

秋の気配が訪れ朝、白い露が葉にできるころをいう。夏の終わりを現した処暑から15日目。9月になって急に日没が早くなってきた気がする。

2018年の白露は9月8日。

白露の9月8日、稲は台風21号の風で倒れていた。

ことしは強烈な風台風の21号が9月4日から5日にかけて駆け抜けたあと涼しさを感じるようになった。日中30度を超える日はあっても最低気温は25度を割ることが多く、エアコンを付けない日もある。

白露前日の9月8日の空
9月8日の風景

白露前日の7日は強い雨も降り大雨警報も出た。白露の8日は雨模様で涼しい一日。福井市の最高気温は22.9度。10月上旬の気温だった。

曇りで時々小雨が降り雨粒で草木が濡れていた。

前の二十四節気は処暑・8月23日

次の二十四節気は秋分・9月23日

台風21号強い勢力で一気に猛烈な風

非常に強い台風21号は4日正午ごろ、徳島県南部に上陸した。「非常に強い台風」が上陸するのは1993年の台風13号以来、25年ぶり。いったん瀬戸内海に出た後4日午後2時ごろ、神戸市付近に再上陸した。午後3時には京都府の福知山市付近に進み、若狭湾に抜けて日本海の福井沖を北上、能登半島方面に向かった。

徳島上陸時は950ヘクトパスカルと勢力が強く各地で強風をもたらした。大阪の関空島で最大瞬間風速58・1メートル、和歌山市で57・4メートル、高知県の室戸岬で55・3メートルと大阪、和歌山では観測史上1位。台風がぬけていった日本海側でも福井県敦賀市で47・9メートルだった。

台風はほぼ一直線に北北東に進み、能登半島をかすめ佐渡島沖に時速70キロという高速で進んだ。4日21時半現在975ヘクトパスカルの勢力を保っている。5日は温帯低気圧となる。

台風接近半日前 9月4日朝はまだ風が弱かった

福井県でも午前中は青空が見えたのに昼過ぎに急に風雨が強まり、午後8時過ぎには再び風が弱まった。

 

台風21号近づく、前日は晴れきれいな夕焼け

台風21号が近づいている。9月3日21時の時点では種子島の南東270キロにあって北へ進んでいる。中心気圧は945ヘクトパスカル、風速45メートルと勢力が強い。今はかなり遠いところにあるが、これから急速に速度を上げ4日に昼頃に四国から紀伊半島にかけて上陸、中部地方を縦断して日本海にぬける見通し。JR西日本など早々と運休を決めている。

まだ遠い台風 きれいな青空と雲=9月3日朝

台風の予想進路に入っている福井県では3日は青空が広がり、午前中は積雲がゆっくり流れる穏やかな空だった。夕方もまだ風は弱いものの、普段とは少し変わった雲や鮮やかな夕焼けが現れた。山沿いでは連続したレンズ雲が見えた。

台風前日のきれいな夕焼け

夜は空が澄み渡りきれいな星空が見えた。

4日は午前中晴れ、昼ごろから雨模様になり風も強まる予報。夕方に最接近の予報で警戒が必要だ。

二百十日、雨 長月が始まり台風も近づく

雑節・二百十日

季節の変わり目を現すことの多い雑節の中で台風がやってくる厄日とされている「二百十日」。立春から210日目だ。季節が夏から秋に変わろうとするころとなる。

雨模様となった「二百十日」の9月1日の空

2018年は9月1日が二百十日。暦の上でもちょうど秋の始まりの日だ。

 

台風が来襲する日とされ、風の害を防ぐため風祭りを行う地域もあった。

この時期台風が多いのは確かだが、実際に台風が多くやってくる特異日というわけではない。

ことしは台風が多く8月までに21個が発生した。

8月最後に発生した台風21号は太平洋上を北上中。9月3日夜には日本に接近しそうだ。

多くの都市は二百十日から9月が始まる。季節では秋だ。

9月は「長月」 和風月名

二百十日となった9月1日。9月の和風月名は「長月」。

柿が少し色づいてきた。気温も少し下がり秋が近づく

夜が長くなるから「夜長月」が略された説もあるし、秋雨の降る「長雨月」からきているともされる。ことしは梅雨前線が本州を縦断するように停滞し、北陸から東北にかけて大雨となった。これから台風21号もやってきそうだ。

9月1日の夕焼け

前の雑節は夏土用

次の雑節は二百二十日。