寒露台風の熱気も去り秋空高く

二十四節気・寒露

2018年10月8日「寒露」。気温も下がり青空が広がった。

「秋が深まり野の草に露が結ぶ頃」を意味する寒露。2018年は10月8日。

秋半ば、涼しさが増してくる時期だがことしは台風25号の余波で太平洋上から暖気が引き寄せられ、さらに関東ではフェーン現象が起こるなど暑さが戻っている。寒露前日の10月7日は静岡市で34度を超えるなど大平洋側で暑い一日だった。

寒露の10月8日は台風の熱気も去り本州の平地でも朝の最低気温が10度を割る地点だ出ている。福井も晴天が広がり、朝の最低気温は17度台だった。秋の深まりを感じさせる空だが、まだ露が結ぶほど寒くはない。

寒露は秋の季語だ

竹林の空に鳶舞ふ寒露の日 有泉七種

茶の木咲きいしぶみ古ぶ寒露かな 飯田蛇笏

タイムラプス動画 色づく夕日

前の二十四節気は秋分 9月23日

次の二十四節気は霜降 10月23日

二十四節気一覧 

二十四節気一覧

                   節・中  意 味 2018年 2017年
立春(りっしゅん) 1月節 寒さが峠を超え春の気配 2月4日 2月4日
雨水(うすい) 1月中 雪が解け、雪が雨に変わる 2月19日 2月20日
啓蟄(けいちつ) 2月節 地中の虫がはい出てくる 3月5日 3月5日
春分(しゅんぶん) 2月中 昼と夜の時間がほぼ等しく 3月21日 3月20日
清明(せいめい) 3月節 すべてが生き生き清らかに 4月5日 4月4日
穀雨(こくう) 3月中 穀物を潤す春雨が降る 4月20日 4月20日
               
立夏(りっか) 4月節 夏の気配が感じられる 5月5日 5月5日
小満(しょうまん) 4月中 すべてが伸び天地に満ちる 5月21日 5月21日
芒種(ぼうしゅ) 5月節 稲など芒のある種を植える 6月6日 6月5日
夏至(げし) 5月中 太陽が高く昼が長い 6月21日 6月21日
小暑(しょうしょ) 6月節 暑さが増し梅雨が明ける頃 7月7日 7月7日
大暑(たいしょ) 6月中 夏の暑さが極まるころ 7月23日 7月23日
       
立秋(りっしゅう) 7月節 秋の気配が感じられる頃 8月7日 8月7日
処暑(しょしょ) 7月中 暑さがおさまる頃 8月23日 8月23日
白露(はくろ) 8月節 朝晩露が草花に宿る 9月8日 9月7日
秋分(しゅうぶん) 8月中 昼と夜が等しく真西に日没 9月23日 9月23日
寒露(かんろ) 9月節 秋深まり野草に冷たい露 10月8日 10月8日
霜降(そうこう) 9月中 霜が降り始める頃 10月23日 10月23日
      冬    
立冬(りっとう) 10月節 冬の気配が感じられる 11月7日 11月7日
小雪(しょうせつ) 10月中 寒さが増し雨が雪に変わる 11月22日 11月22日
大雪(たいせつ) 11月節 雪が降り積もってくる 12月7日 12月7日
冬至(とうじ) 11月中 昼が一番短く太陽が低い 12月22日 12月22日
小寒(しょうかん) 12月節 寒の入り、寒気が増す 1月5日 1月5日
大寒(だいかん) 12月中 寒さが極まる頃 1月20日 1月20日

中秋の名月、2018年は秋分の日の翌日

中秋の名月

中秋の名月は旧暦8月15日の月をさす

月の満ち欠けを元にした旧暦だから現在の太陽暦では毎年日付が変わる。旧暦では7月から9月が秋。7月を初秋、8月を中秋、9月を晩秋と呼んだ。中秋の十五夜、満月の日を中秋の名月として、平安時代から月を愛でる宴の日とした。正月やお盆などいろいろな年中行事が新暦で行われるが、中秋の名月は旧暦で行われるため、毎年日が違う。

中秋の名月の前日9月23日の月

2018年は9月24日が中秋の名月。秋分の日の翌日となった。

としは9月10日が旧暦の8月1日、9月24日が旧8月15日となった。9月24日の月の出は17時42分。ほぼ真東から上がってくる。

実は9月24日は満月ではない。天文学的な月齢は24日が「14」。完全な満月は25日の午前11時過ぎだ。日本からは見えない時間だ。

 

秋分の日、彼岸の中日。午後から曇り空

二十四節気・秋分

天文学的に言うと太陽が黄経180度の点で天の赤道を横切り北半球から南半球に入る。その時刻を含む日を秋分の日という。国民の休日になっている。2018年は9月23日。

太陽は真東から出て真西に沈む。夜と昼の時間がほぼ等しくなる。ことしは午前中青空が見えたが午後からは曇り空。太陽の動きははっきり見えなかった。

秋分の日 9月23日の空 午前中は青空が広がったが午後からは曇り

旧暦では秋分を含む月を8月と決めている。旧暦8月15日の十五夜の月が中秋の名月。2018年は9月23日が秋分、24日が中秋の名月と続いた。

秋分を含む7日間を彼岸と呼ぶ。

秋分の日が近づくと夕日は真西方向に沈む=2018年9月19日、福井県坂井市サンセットビーチ
秋分の日が近づくと夕日は真西方向に沈む=2018年9月19日、福井県坂井市サンセットビーチ

9月20日が彼岸の入り。9月23日が彼岸の中日。9月26日が彼岸の明け。

秋分の正午の日ざし真向にす 菅裸馬

秋分の男松より夕日さす 田平龍胆子

の二十四節気は白露 9月8日

次の二十四節気は寒露 10月8日

 

 

近づく秋分、中秋の名月、日は西に

秋分の日が近づいてきた。秋分は二十四節気のひとつ。太陽が真東から出て真西に沈む日。昼と夜の長さがほぼ等しくなる日だ。2018年は9月23日が秋分の日。秋分の日と、その前後3日間が秋彼岸で9月20日から秋の彼岸となる。

昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる。猛暑だった2018年も最高気温は30度を割り、朝晩は涼しさを感じる。

海岸線の正面、ほぼ真西に沈む夕陽=2018年9月19日

秋分の日を前に9月19日福井県坂井市のサンセットビーチへ夕日を見に行った。海岸線のほぼ真正面に夕日が沈んでいった。最後は雲に隠れて日没は見えなかったが、海はオレンジ色に染まっていた。

2018年は秋分の日の翌日の9月24日が「中秋の名月」となる。中秋は旧暦の8月のことで8月の十五夜、月の満ち欠けを大事にしてきた昔の人は満月の日を中秋の名月として月を愛でる風習があった。旧暦の8月15日は毎年変わり、ことしはたまたま秋分の日に続く。

真西に太陽が沈む秋分の日、真東から満月に近い月が上がってくる中秋と空をゆっくり眺める日にしたい。

秋到来、ソバの花に気づいた

9月18日夕仕事からの帰り道。稲が穂を垂れた福井平野の水田風景の中にソバの花が咲き始めていることに気が付いた。

 ときどき通る田園地帯の中の農道の中、水平線に落ちる夕焼けの写真を撮ろうと周囲を見渡すと白い小さな花を付けている場所が広がっていた。これまで気が付かなかったが、これからきれいな風景が見れそうだ。

 9月18日は七十二候で「玄鳥去」(つばめさる)の日。そういえばツバメはあまり見かけないかもしれない。

 

白露、朝晩涼しくなってきた

二十四節気・白露(はくろ)

秋の気配が訪れ朝、白い露が葉にできるころをいう。夏の終わりを現した処暑から15日目。9月になって急に日没が早くなってきた気がする。

2018年の白露は9月8日。

白露の9月8日、稲は台風21号の風で倒れていた。

ことしは強烈な風台風の21号が9月4日から5日にかけて駆け抜けたあと涼しさを感じるようになった。日中30度を超える日はあっても最低気温は25度を割ることが多く、エアコンを付けない日もある。

白露前日の9月8日の空
9月8日の風景

白露前日の7日は強い雨も降り大雨警報も出た。白露の8日は雨模様で涼しい一日。福井市の最高気温は22.9度。10月上旬の気温だった。

曇りで時々小雨が降り雨粒で草木が濡れていた。

前の二十四節気は処暑・8月23日

次の二十四節気は秋分・9月23日

二百十日、雨 長月が始まり台風も近づく

雑節・二百十日

季節の変わり目を現すことの多い雑節の中で台風がやってくる厄日とされている「二百十日」。立春から210日目だ。季節が夏から秋に変わろうとするころとなる。

雨模様となった「二百十日」の9月1日の空

2018年は9月1日が二百十日。暦の上でもちょうど秋の始まりの日だ。

 

台風が来襲する日とされ、風の害を防ぐため風祭りを行う地域もあった。

この時期台風が多いのは確かだが、実際に台風が多くやってくる特異日というわけではない。

ことしは台風が多く8月までに21個が発生した。

8月最後に発生した台風21号は太平洋上を北上中。9月3日夜には日本に接近しそうだ。

多くの都市は二百十日から9月が始まる。季節では秋だ。

9月は「長月」 和風月名

二百十日となった9月1日。9月の和風月名は「長月」。

柿が少し色づいてきた。気温も少し下がり秋が近づく

夜が長くなるから「夜長月」が略された説もあるし、秋雨の降る「長雨月」からきているともされる。ことしは梅雨前線が本州を縦断するように停滞し、北陸から東北にかけて大雨となった。これから台風21号もやってきそうだ。

9月1日の夕焼け

前の雑節は夏土用

次の雑節は二百二十日。

処暑、日本海側猛暑。台風徳島、兵庫県へ上陸

二十四節気・処暑台風接近

暑さが収まるころという二十四節気の処暑。

8月23日は「非常に強い」台風20号が接近。午後9時過ぎに四国・徳島県に上陸した。瀬戸内海を横切り午後11時40分過ぎ兵庫県姫路市に再上陸。兵庫県内を縦断して日本海に抜けるというルートを進んでいる。涼しくなるとの期待とは反対に新潟県胎内市で最高気温40・8度を記録するなどこれからの台風の進路になっているフェーン現象となった日本海側で軒並み猛暑日となった。

処暑の8月23日朝、雲が青空をバックにくっきりと見えた4.

24日未明に最接近しそうな福井県でも朝から青空が広がった。気温は坂井市三国町で37・3度、平年より7・8度も高かった。午後から少し風は強まってきた。夕方は山沿いで少し小雨が降ったのか虹も見えた。

黄金色に輝く夕焼け雲も見えた。

処暑とは

処暑、暑さ終わるころだが台風接近

二十四節気・処暑

厳しい暑さが止まるという意味の処暑。立秋はまだ暑さ全開だが、8月のお盆を過ぎて秋風が吹き始めることが多い。

2018年は8月23日が処暑。

8月22日風が強まりレンズ雲が出ていた

今夏は猛暑続きでお盆を境にいったん気温が下がったものの20日から再び暑さが復活。処暑前日の8月22日は台風20号が近づいてきている影響か全国的に気温が高く大阪府の堺市で最高気温39・7度、京都府の福知山市で39・6度、富山県富山市で39・5度と暑かった。

二百十日、二百二十日とともに台風の特異日とされことしも台風20号が接近している。

22日夜の予報では非常に強い台風20号が23日夜四国か関西に上陸、瀬戸内海を通り本州を横断、日本海に抜けるコースをたどりそうだ。

8月22日の夕空

台風が遠くからでも近づいてくると上空の風が強まるのか日本海側の福井県でも22日朝からレンズ雲が見えた。夕方も雲が鮮やかに色づいた。

処暑・8月23日の天気は

前の二十四節気は「立秋」

次の二十四節気「白露」9月8日