明日は夏至、天気も回復か

二十四節気・夏至

夏至前日の6月20日の空。小雨模様

6月21日は二十四節気の「夏至(げし)」。北半球では最も昼の時間が長い日だ。そして地球の地軸が傾いているため、北半球では最も太陽に近い日でもある。日差しが一番強い日で晴れたら日焼けに要注意だ。

南半球ではその逆になる。最も夜が長く、たいようから遠く日差しが弱い。

日の出、日の入りの地点は少しずつ北へ動き夏至の日が最も北寄りとなる。日の出の時間は早く、日没は遅い。夏至以降逆に南へ移り秋分の日が真東で日の出、真西で日没。さらに南へ動いていく。

日本では夏至はちょうど梅雨のまっただ中で、雨の日も多い。夏至一日前の6月20日の全国の天気も傘マークや雲マークが並んだ。

6月21日の天気予報は全国的に回復傾向。晴れマークのところも多い。午後からはさらに好天となりそうで、遅い時間のゆっくりした日没が見れそうだ。

芒種「種を蒔くころ」風景は麦秋

二十四節気・芒種

麦は黄色く色づく 芒種は稲や麦など穂が伸びる植物の種をまく時期の旧暦5月の言葉。

2018年は6月6日。

とげのような細い毛がでている麦の穂。芒(のぎ)

「芒」は「のぎ」とも読み稲・麦などイネ科植物の実の外殻にある針のような毛。芒(すすき)もその一種だ。これらの植物の種を蒔くころをいう。「小満」と「夏至」の間の二十四節気の言葉だ。

田植えも終わり稲の苗も伸びてきた

今の季節では稲の田植えは早いところは4月の終わり。育てる米の種類にもよるが5月初めから20日過ぎが多い。芒種の頃は田んぼの緑の苗が伸びて水田は青々としている。一方の麦は種まきは秋から冬にかけて、芒種はもう黄色く色づき早いところでは収穫も行われている。「麦秋」だ。

「芒種はや人の肌さす山の草」 鷹羽狩行

俳句の世界では夏草が強く生えてきている。

七十二候ではカマキリ生まれる日

6月6日は七十二候で螳螂生。(かまきりしょうず)。

カマキリが生まれる頃。夏の虫が生まれる時期でもある。

6月6日は全国的に雨模様

梅雨前線が伸びて近畿、東海、関東甲信地方が梅雨入りした。

北陸地方はどんより曇り空だったが雨はあまり降らず梅雨入りは持ち越した。

小雨模様。6月6日朝の高岡駅
夕方の自宅前の空。うっすら太陽が見えた=6月6日

前の二十四節気は5月21日「小満」

次の二十四節気は6月21日「夏至」

地味な「小満」草が伸び緑が深く

二十四節気・小満
立夏の15日後にやってくる二十四節気が「小満(しょうまん)」。
二十四節気の中ではあまり知られていない地味な暦言葉だ。

麦が少しずつ黄色く色づいてきた。2018年5月20日

小満は「すべてのものが次第に伸びて天地に満ち始める」の意味。立夏が過ぎ気温が上がり作物が育ち、木の若葉が伸びる。

風薫る5月の空に現れた暈

 5月21日が小満になることが多い。2018年の小満も21日。立夏の後一時気温が高い日があったが、再び気温が下がり、過ごしやすい日が続いた。まさに「風薫る5月」。

平野では田植えされた苗が伸び、青々としていた麦は緑から黄色に色づいてきた。

田んぼの苗も青々と伸びてきた

5月21日の福井市の天気は晴れ。朝から青空が広がり、きれいな巻雲や巻層雲、巻積雲が広がり、夕方はほぼ雲も消えて明るい夕日が平野を照らし出した。

5月21日小満、朝の空
小満夕方の空

最高気温は25.7度。前日より4.5度、平年より2.7度高く少し暑さが戻ってきた。これからは田植え後の稲もぐんぐん育っていきそうだ。

明るい空。これから水田も緑になってくる

前の二十四節気は立夏、5月5日。

次の二十四節気は芒種 6月6日。

さわやかな青空 立夏

二十四節気・立夏

七十二候・蛙始鳴(かわずはじめてなく)

夏の始まりの夜明け。日の出は午前6時前

旧暦の暦の上で夏が始まる。2018年は5月5日。「端午の節句」、国民の祝日の「こどもの日」と重なる年が多い。

夏の初めだけにまだ涼しげな気候で俳句にもさわやかな雰囲気の句が多い。

「夏立つや衣桁にかはる風の色 也有」

「さざなみの絹ふくごとく夏来る 山口青邨」

「美濃といふ立夏の水奔る国 福島勲」

立夏の5月5日は朝から快晴。気温は低くさわやかな青空が広がった。

立夏の日差しを受けて新緑は輝く
夕方には飛行機雲が現れた

前の二十四節気は穀雨

次の二十四節気は小満

穀雨でも晴れ続き、でも田んぼには水

二十四節気・穀雨

穀雨の4月20日。雲ひとつない晴天続く

 1年を24に分けて季節を現す二十四節気のうち、春の最後の節気だ。2018年の穀雨は4月20日。

 世の中が明るく春らしくなる清明から15日。穏やかな雨が降り、穀物が芽吹き成長していく。そんな意味合いがある。

 「百穀春雨」とも言われる。

 春の雨が百穀、いろんな穀物を潤し育てていく。

 今年は清明のあと晴天が続いている。穀雨の4月20日も晴れ。曇り空の日はあったが4月11日以来雨を見ていない。畑や空き地の地面が乾いている。

 それでも草花は元気に育っている。乾いた感じはしない。

 田んぼには水を引き入れるところが増えて湖や池のような雰囲気。雨がなくてもしっとりとしている。

春の季語でもある

「水郷に櫓の鳴き昏るる穀雨かな」 市川花庭

 穀雨の次の二十四節気は立夏。既に気温が25度を超える夏日も、地域によっては30度の真夏日も現れているが、暦の上でも夏がやってくる。

前の二十四節気は清明

春分、太陽は見えず寒い一日

二十四節気・春分

春になり花を付けた庭の蝋梅

春分と秋分は太陽が真東から上がり真西に沈む日。昼と夜の長さがほぼ同じになる。春分はこの日を境に昼の時間が長くなっていくのに対し、秋分は逆に夜が長くなっていく。日の出の場所は南東から北東へ、日没も南西から北西へ動き空に太陽はより大きな弧を描いていく。秋分はこの逆で、空に太陽が描く弧は小さくなっていく。

春分の日は7日間ある雑節の春彼岸の中日。仏教では彼岸に墓参りする習慣があり、祝日の春分の日に参る人が多い、2018年の春分の日は3月21日。福井市の日の出は5時58分、日の入りは18時8分。実際の昼はちょうど12時間と10分だった。

東京も昼の時間は12時間9分、札幌も12時間10分、那覇が12時間8分とどこも昼が長い。昼と夜の時間がちょうど同じなのは3月16,17日頃だった。

春分に昼が長いのは、日の出が太陽の上端が水辺線にかかる時間、日の入りが太陽の上端が水平線に沈む時間となっているためで、太陽の中心が水平線にかかる時間で計ると昼夜が一緒になるという。

一日中雨となった春分の日3月21日

3月21日の春分の日は全国的に寒かった.関東は雪模様、福井では雪こそなかったが一日中雨で最高気温は6度台と2月上旬並みの寒さ、墓参りの予定を延期した人もいた。

春分日の前日の3月20日は夕方青空が見え、夕日はほぼまにしに俳句では春分はもちろん春の季語だが、あまり有名な句はない。

春分の日前日の3月20日は青空も見え、真西に沈む夕日も見えた。

「春分の日の涯にある雪の寺」 皆川盤水

次の二十四節気は清明、4月5日。

前の二十四節気は3月6日啓蟄

 

 

 

二十四節気・啓蟄 少し寒さ戻るが雪消える

啓蟄の3月6日、山には雪が残るが、水田の雪は消えた。

啓蟄・二十四節気

冬ごもりしていた地中の虫がはい出てくるという意味のある啓蟄。旧暦の2月の二十四節気のこよみ言葉だ。旧暦で春は1月から3月。春に6つある二十四節気の3番目。そろそろ春本番が近づく。

2018年の啓蟄は3月6日。福井市では4日から暖かくなり最高気温が15度前後を記録、急激に雪解けが進んだ。6日は気温が下がり最高気温は10度を切って肌寒い感じだったが、実際は平年並みの気温。確実に暖かくなり、まだ雪もあって虫の姿はあまりみないものの、地面の中では外に出る日を待っているはずだ。

3月初めは道路脇には除雪で集められた雪が残り、田んぼも真っ白な雪原だったのに、6日は道路脇の雪もわずか、水田も溶けて水が張られているような雰囲気になってきた。

2月7日に147センチを記録した福井市の積雪は、ちょうどこの日積雪ゼロとなった。

次の二十四節気は「春分」。ことしは3月21日だ。

二十四節気「雨水」

雨水豪雪の屋根雪を溶かす・二十四節気

雨水・二十四節気

 「雨水」は国立天文台の「こよみ用語解説」によると「陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる」日を指す。春、正月(旧暦1月)の季節の言葉だ。ことし2018年は2月19日だった。

 文字通り雪が雨に変わるころをいう。雪に覆われた地域に雨が降り、雪が溶けていく。

 記録的な豪雪となった北陸地方。130センチを越えた積雪のあった福井市では2月19日はまだ72センチもの積雪が残った。雨水で一気に積雪を減らしたい気分だが、最低気温がマイナス2.9度と低く、日中は7.3度まで上がったものの日は差さず、雨も降らなかったため、道路脇に高く積み上げられている雪の山はあまり低くならなかった。

 

 気温が上がり雨が降ると雪が溶けるのは事実。2月8日過ぎには寒波で積雪が最高になり、家の屋根も1メートル近くまでなった。雪下ろしも必要かと考えていたところ2月10、11日の天気予報は晴れから雨で気温はやや高め。

テレビで「雨で雪が水を含んで重くなりさらに危険が増す」という専門家の声を伝える一方で、これまでの経験から気温が高い日の雨で雪が減るという期待もあった。結果は雨で屋根雪が少しずつ減ってきた。

中央の棟が見え始め、端っこの軒の瓦も見えてきた。立春後の雪は、根雪とならないことを実感した。

次の二十四節気は「啓蟄」。旧暦2月の言葉だ。

2018年は3月6日。

いよいよ春が本格化する。

立春、北陸に青空広がるが「立春寒波」警戒も

二十四節気・立春

立春の高岡の空、雪が舞ったり青空が広がったり

 ほぼ15日間隔でやってくる二十四節気。最も寒いとされる「大寒」の次にくるのが「立春」だ。

 旧暦ではこの立春の日が1年の始まりとされる。八十八夜、二百十日など立春から数える。

 春が立つ日。心うきうきする響きがある。でも実際はまだまだ寒いことが多い。

 2018年の立春は2月4日。天気予報では「数年に一度」の寒気が近づいているそうで、日本海側を中心に8日ごろまで大雪の恐れがあるという。「立春寒波」に警戒を呼びかけている。

 

 富山県高岡市は朝にはうっすらと新雪があり、小雪が舞っていた。昼前には青空も広がり、「立春」にふさわしい穏やかな天気となった。道路や駐車場の新雪も昼過ぎにはほぼ消えた。

 次の二十四節気は「雨水」。ことしは2月19日

春を呼ぶ節分、でも今年は寒波また接近

雑節・節分とは

節分の夕方、明るい日差しに恵まれた=高岡市

節分は雑節の一つで実は年に4回ある。

旧暦の季節の始まりである、二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の一日前をいう。ちょうど季節の変わり目を意味する。

 でも今は一般的に節分といえば2月

立春の前日をいうことが多い。

やはり冬から春への変化、寒い冬から暖かい春への変化を望む人々の心が季節の移り変わりの象徴として春の節分に強い思いが集まったのだろう。

 鬼の伝説も多く豆まきの風習は各地に広がっている。巻きずしを食べる恵方巻など新しい風習も出てきている。

 2018年の節分は2月3日。日本海側では雪も一段落し、比較的あたたかな日だった。

 節分が近づくにつれ、いったん寒気も消え、大雪で街を覆っていた雪もどんどん消えていった。

1月は雪が降る日が多く屋根の雪も多い
節分の2月に3日には屋根の雪もかなり減った

 

4日は立春。春が近づいてくるはずだが、実際の天気は4日から再び寒気が下りてくる。もうしばらく寒い日が続き雪も懸念される。「節分寒波」「立春寒波」という言葉が毎年のようにニュースに出てくるように節分、立春はまだまだ寒い。

次の雑節は彼岸の入り

節分の日の夕景=富山県高岡市