季節の言葉

まん丸の中秋の名月雲間に美しく

中秋の名月・2021年8年ぶり満月に  「中秋の名月」はもともと月の満ち欠けを基本とする「陰暦」由来の言葉だ。「陰暦」では秋は7月から9月。中秋はその真ん中の8月を表す。仲秋の名月は8月の真ん中8月15日の夜を指している。 ...
七十二候

秋台風走り雨空にツバメの姿なし・七十二候

七十二候・玄鳥去(つばめさる)  七十二候の第四十五候は「玄鳥去」。春先にやってきて子育てをしたツバメは秋に南の暖かい地に向かう。越冬先は東南アジアやオーストラリアまで飛んでいくという。   家の軒下に巣を作って害虫を...
七十二候

どんより秋空白い花・鶺鴒鳴

七十二候・鶺鴒鳴(せきれいなく) 七十二候の第四十四候は鶺鴒鳴(せきれいなく)。2021年は9月12日。年と同じ日付。セキレイはスズメ目セキレイ属の小鳥で日本では民家近くの林や屋根裏、土手などに広く生息する。長い尾が特徴。尾...
七十二候

白露、朝晩涼しく秋を実感

二十四節気や七十二候を紹介している。二十四節気の白露、残暑がおさまり秋を感じる頃。七十二候も草の露が白くなる頃としている。最高気温が20度を割った。
七十二候

田んぼの稲も色づいてきた・七十二候

七十二候・禾乃登(こくもの すなわち みのる)  七十二候の第四十二候は「禾乃登(こくものすなわちみのる)。稲穂に米粒が実り刈り入れのころが近づいたことを表す。  2021年は9月2日。早稲の稲刈りはもう既に終わっ...
和風月名

二百十日、夏の終わり曇り空

雑節 二百十日 長月 立春から210日目。古来台風の来襲日とされ、稲の開花日ともされ農家は台風を恐れた。農家の厄日として注意を促すため、江戸時代日本の暦の改革者とされた渋川春海が1686年の貞享の暦から記載したといわれている...
七十二候

七十二候涼しさをじるころ、さわやな朝

七十二候・天地始粛(てんち はじめて さむし) 8月28日朝の空、青空に巻積雲  七十二候の第四十一候は「天地始粛」。残暑のこの時期に秋雨前線が現れたり、大陸の冷たい空気をもたらす高気圧が現れ、涼しくなるころを意味している。 ...
七十二候

処暑迎え残暑戻り、青空入道雲

二十四節気・処暑、七十二候綿柎開(わたの はにしべ ひらく)  立秋に続く二十四節気は「処暑」。残暑がおさまるころを意味する。2021年は8月23日。  今年は立秋以降暑さはおさまり、雨模様で北陸では30度を下回る日が...
七十二候

夏の霧は出てこないが涼しい雨模様続く

七十二候・蒙霧升降(ふかききりまとう)   七十二候の第三十九候は「蒙霧升降(ふかききりまとう」。残暑はあっても朝夕の気温は下がり、早朝森や湖に霧が立ちこめるころという。  2021年は8月17日。今年はお盆の前から全...
七十二候

猛暑収まり、曇天の下蝉の声

七十二候・寒蝉鳴(ひぐらしなく)  立秋を過ぎて暦は二十四節気も七十二候も秋にゆっくり向かっていく。毎年8月は残暑厳しいが、今年は日本海を台風崩れの温帯低気圧が通過した後、いったん涼しい日々が続いている。七十二候の第三十八候...
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