二十四節気・小暑 七十二候・温風至(あつかぜいたる)
二十四節気の小暑はこの日から暑中に入る。これから暑さを増して盛夏を迎えていくことを表す。例年小暑の数日後には梅雨明けとなることも多いが一方で梅雨末期の集中豪雨被害を迎えることも多い時期だ。
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2021年の小暑は昨年と同じ7月7日、七夕の日。日本全体が梅雨末期の大雨が心配される気象状況となった。大平洋側に豪雨被害をもたらした梅雨前線は上昇し日本海側にかかっている。
北陸でも5日ごろから雨が続き、大雨警報が出る地域も。7日は福井県に大雨警報が出され高齢者の避難指示も出ている。島根や鳥取県では線状降水帯が発声し災害が心配されている。
気温は30度切る日が続き湿っぽいが暑さは感じない小暑となった。
七十二候は第三十一候の「溫風至(あつかぜいたる)。文字通り暑さが強まることを表現している。
【歳時記】夏の季語だ。
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妻待ちし小暑海彼のうから来ぬ 千保霞舟
塩壺の白きを磨く小暑かな 山西雅子
次の二十四節気は大暑・7月22日
次の七十二候は蓮始開(はすはじめてひらく)・7月12日
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