くっきりと明るい幻日 2018年11月

幻日 光の芸術

parhelion mock sun

 太陽の左右に現れる明るい光の点が幻日。2018年11月18日朝くっきりとした光が両側に現れた。空中の氷の結晶で光が屈折して1点にかたまり輝く現象。太陽の高度が低いときに現れる。

巻層雲や巻雲が薄く広がったときに起こりやすい。18日は早朝から巻層雲が広がっていた。

 午前9時前に暈が現れ、その両端が少し色づいて輝いた。約30分ほど続いた。暈の上にもしばらくの間上弦接弧も見えた。

晩秋の飛行機雲くっきり2日続く

秋も深まりつつある2018年11月15、16日。2日続いて夕方にきれいな飛行機雲が見えた。

飛行機雲は晴れた日にしか見えない。そして晴れた青空の高層の空気が少し湿っていて飛行機が通った時エンジンから出る水蒸気や煙から雲が生まれる。湿度が高いときは大きな曇り広がり、低いときはすぐに消えてしまう。

16日は晴れから曇りへ変化するとき、17日は曇りから晴れへと変わっていく日だった。

 

 

16日の方が上空の湿度が高いのか夕方次々飛行機雲が現れ、出現した雲は幅広く広がっていった。

17日は湿度が低いのか飛行機雲は尾をひかず現れたらすぐに消える。空気が澄んでいて飛行機の機体がはっきり見えた。

紅葉美しい越前大仏、30周年で再評価を

 11月の秋晴れの午後、 思い立って福井県勝山市の越前大仏にでかけた。近くを通った時外観は近くに行って写真を撮ったことはあっても500円の拝観料を払って入るのは10年以上前だ。そのときも入ったのは大仏殿だけだったが今回は広い境内を回った。ちょうど境内は紅葉まっただ中、黄色いイチョウの葉が舞っていた。巨額を投じて作られ、30年前の開業時はバブル期の建物のように思えて評判はわるかった。それが30年経ったいま少し金が色あせ、頑丈ではあるが風雨にさらされた建物は趣が出てきた。

観光施設としてスタートした越前大仏は3000円という高すぎる拝観料で市民や観光客、観光業者にそっぽを向かれた。初年度は物珍しさで70万人あった入場者もすぐに10万人を割り、門前町もシャッター通りになった。大師山清大寺として宗教法人になり拝観料を500円に値下げ、駐車場を無料にしても客はなかなか戻らないまま30周年となった。

福井市の福井北インターから中部縦貫道を通り30分で越前大仏へ到着する。中部縦貫道はまだ全通していないため無料で時間短縮で行きやすくなった。越前大仏を訪れると広い駐車場は閑散としていた。数軒だけが営業している門前町を通って中へ。

 

まず大門の側の銀杏並木に驚いた。建設時に植樹された木々はしっかり成長し、明るい黄色い葉をいっぱい付けている。秋晴れの空に輝いている。

門から大仏殿までゆるやかなスロープを上がっていく.段差が小さく幅の広い階段は歩きやすい。外国から来たであろうアジア系のカップルともすれ違った。二人で楽しそうに写真を撮っていた。

大仏殿は最初だれもいなかった。読経の声や歌うような声明が静かに流れている。正面の大仏は高さ17メートル、奈良の大仏より大きく建物の中の仏像としては日本1大きいという。中国の大きくても威圧感はあまり感じず、一人で向かい合っていると自然に手を合わせたくなってくる。

 賽銭を投じ、ろうそくを立て線香も上げた。大仏殿の3方の壁には石窟寺院の壁に置かれた仏像のように1200体もの高さ1メートル程度の仏像が並んでいる。一つ一つ違った仏だ。大仏の左右には大きな観音と羅漢が2体ずつ立っている。写真を撮っていると何人か新たに来ていた。夫婦とみられる二人は「すごいね」と感嘆の声を上げ、大仏の前に置かれた鉦を鳴らしていた。

大仏殿を出て五重塔や日本庭園など周囲を歩いた。どこも紅葉が美しい、建物の白が青空に映える。30分程度で帰るつもりだったのが1時間でも全体を回りきれなかった。

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金持ちの道楽とか、日本珍百景とか揶揄されることはあるが、落慶から30年たって時間の重みが少しずつ加わってきた。建築は昭和の技術をつくして作られたもので、しっかりとした強さがある。弱者への配慮もある。

機会があったらもう一度行ってみたいと思った。無料で拝観できる初詣もいいかもしれない。

 

越前大仏は中国河南省の古都洛陽市の竜門石窟寺院の奉先寺洞の石窟に作られた盧舎那仏がモデルになっている。高さ20メートル写実的に優れた大仏で2000年に世界遺産に登録されている。

立冬、冬の始まりでもまだ暖かく

二十四節気・立冬

秋分と冬至のちょうど中間の日。11月7日になることが多い。2018年も11月7日。冬の初めを意味する言葉だが、実際は秋が深まってくる頃。紅葉も本番、地域によっては終わりかけ。

ことしは10月終わりから11月初めは最高気温は20度を切り、最低気温が10度程度と寒かった。北陸地方でも福井、石川県境の白山が初冠雪しているのが確認できた。

立冬が近づくと逆に暖かくなり立冬当日朝の最低気温は福井市で10.7度と寒さは感じなかった。金沢市では13.3度とさらに暖かかった。

【歳時記】冬の季語

立冬の木の影遊ぶ芝の上 木下夕蘭

竹売のひなたを来るやけさの冬 久保田万太郎

武蔵野はもの枯れ冬に入るひかり 加藤秋邨

 

前の二十四節気 霜降・10月23日

次の二十四節気 小雪・11月22日

11月霜月・朝晩寒くなってきた

和風月名・11月 霜月(しもつき)

11月1日から霜月。
文字通り「霜」が降る月。
秋の終わりの月だ。

10月の終わり、時雨空 遠くに雨が見える 10月31日

「霜しきりにふるゆえに」「霜いたく冴ゆるよりて」など古典では解説されている。

「霜降月」「雪街月」「雪見月」「神楽月」とも呼ばれる。

北海道ではもう雪の便りも聞こえる。
高い山々の頂上はもう白くなっている。

まだ雪が降らないところでは紅葉が色づいてくる。
【歳時記】
俳句では冬の季語だ。

霜月や雲もかからぬ昼の富士 正岡子規
霜月の霜なくて立てり青芭蕉 水原秋桜子
霜月や鯨入り来し伊勢の海  宇佐美魚目
雪町月林はもののこゑ透る  加藤楸邨

コスモス畑が農地に増えてきた

この数年で急にコスモス畑が増えてきた。田んぼがコスモスに変わっていく。減反で稲を植えない田んぼに地域ぐるみでコスモスの種を蒔き、秋に花を咲かせる。

17ヘクタールの農地に1億本ともいわれるコスモスが咲き乱れる福井市宮ノ下地域のコスモス広苑

農業の高齢化が進み、コスモスは種まき以外の手間が比較的に少なく、見た目も美しい比較的手軽な植物だ。美しい風景ができるとコスモスなどの何種類かの植物を「景観作物」として助成金を出す自治体もある。

えちぜん鉄道大関駅近くのコスモス畑

 ピンク、赤、白3色のコスモスは10月いっぱいが見ごろ。

 

光芒を放ちながら河口に沈む夕陽

 

光芒を伴い九頭竜川河口の小さな灯台の方向に沈んでいく夕陽。=2018年10月24日

近くに用事があったのでついでに福井県坂井市三国町の九頭竜川河口に立ち寄った。夕方近く、空に大きな積雲が浮かび雲の後ろから鮮やかな光の筋、光芒が四方に広がっていた。

 九頭竜川河口の防波堤の灯台にかかるように沈んでいく夕陽。日本海から堤防を回って港になっている川に戻ってくる遊覧船やプレジャーボート。

河口の水面に群れをなして浮かんでいる水鳥。船が通るたびに押し寄せてくる小さな波。

Sample Content

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 残念ながら水平線近くの雲で海に沈む夕陽は見えなかったがきれいな夕景だった。

インターバル撮影も行った。

霜降、20度を超える暖かい日だった

二十四節気・霜降(そうこう)

露が冷気で霜となって降りてくる頃。

霜降の2018年10月23日、暖かい一日だった

前の二十四節気は寒露で、言葉からも寒さが増してくることが伝わる。

いよいよ秋が深まってくる。平地でも木々の紅葉が始まるでもある。

2018年は10月23日。

全国的に最高気温が20度を超えるやや暖かい日だった。

福井市では曇りで時々青空が広がった。

最高気温が22・9、最低気温が11・6度だった。

前の二十四節気は寒露 10月8日

次の二十四節気は立冬 11月7日

秋土用入り、寒くなってきた

雑節・秋土用

秋土用は立冬の前の18日間をいう。
2018年は10月20日が秋土用入り
11月6日が土用明け
11月7日が立冬となる

土用は季節の変わり目の次の季節への準備期間。
秋土用はそろそろ寒くなり始め、冬の準備を始める期間だ。

10月20日は全国的に最高気温が20度を切るところが多かった。

非常に強い台風が2度上陸 9月の気象

気象ニュース 2018年9月

【台風】9月4日台風21号(8月28日発生)は950ヘクトパスカル程度の非常に強い勢力を保ったまま徳島県に上陸。四国を縦断し瀬戸内から神戸市に再上陸、若狭湾から日本海にぬけた。

大阪でメートルを超える記録的な高潮を記録し、関西空港の滑走路が浸水、連絡橋に流されたタンカーが衝突して破壊され空港が使用不能となった。関空で58・1メートルの和歌山市で56・4メートルの過去最高の瞬間風速が記録した。日本海側でも敦賀市で47・9メートルの強風が吹いた。

【台風】9月21日 台風24号発生。

【台風】台風24号は沖縄付近で太平洋上をUターン。9月30日「非常に強い勢力」を保ったまま和歌山県田辺市付近に上陸した。同じ月に「非常に強い台風」が2度上陸するのは初。本州の中央部を通り東北沖にぬけた。強風で静岡県を中心に大規模な停電が起こった。日本海側ではフェーン現象と台風のもたらした大平洋側の暑い空気で各地で30度を超えた。