2021年度の「七十二候」一覧

一覧

二十四節気が太陽の動きに合わせて1年を24の期間に分けそれぞれ気候に関する言葉を付けたものですが、七十二候は二十四節気ごとにさらに3つの期間に分けた言葉です。ほぼ5日づつになります。昔の人はきめ細かく季節の変化を感じ言葉にしていたことがわかります。

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このカレンダーは2021年の立春から2022年の大寒の終わりまでを1年としている。七十二候の日付は閏年などの関係から毎年微妙なずれがあります。

2022年度の七十二候一覧

2022年度の二十四節気一覧

温暖化で季節とずれる七十二候


2021年七十二候一覧 (2021年2月立春から2022年1月大寒まで)
  名称 読み方 日付け 意味
立春 東風解凍 はるかぜこおりをとく  2月3日 東風が厚い氷を解かし始める
黄鶯睍睆 おうこうけんかんす  2月8日 うぐいすが山里で鳴き始める
魚上氷 うおこおりをはいずる  2月13日 割れた氷の間から魚が飛び出る
雨水 土脉潤起 つちのしょううるおいおこる  2月18日 雨が降って土が湿り気を含む
霞始靆 かすみはじめてたなびく  2月23日 霞がたなびき始める
草木萠動 そうもくめばえいずる  2月28日 草木が芽吹き始める
啓蟄 蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく  3月5日 冬ごもりの虫が出てくる
桃始笑 ももはじめてさく  3月10日 桃の花が咲き始める
菜虫化蝶 なむしちょうとなる  3月15日 青虫が羽化して紋白蝶になる
春分 雀始巣 すずめはじめてすくう  3月20日 雀が巣をかまえ始める
桜始開 さくらはじめてひらく  3月25日 桜の花が咲き始める
雷乃発声 かみなりすなわちこえはっす  3月30日 遠くで雷の声がし始める
清明 玄鳥至 つばめきたる  4月4日 つばめが南からやってくる
鴻雁北 こうがんかえる  4月10日 雁が北へ戻っていく
虹始見 にじはじめてあらわる  4月15日 雨の後に虹が出始める
穀雨 葭始生 あしはじめてしょうず  4月20日 葦が初めて芽を吹きだす
霜止出苗 しもやみてなえいずる  4月25日 霜が終わり稲の苗が伸びてくる
牡丹華 ぼたんはなさく  4月30日 牡丹の花が咲く
立夏
蛙始鳴
かわずはじめてなく  5月5日 蛙が初めて鳴き始める
蚯蚓出 みみずいずる  5月10日 みみずが地上に出てくる
竹笋生 たけのこしょうず  5月15日 タケノコが生えてくる
小満 蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ  5月21日 蚕が桑を盛んに食べ始める
紅花栄 ばにばなさかう  5月26日 紅花が盛んに咲く
麦秋至 むぎのときいたる  5月31日 麦が実り麦秋となる
芒種 螳螂生 かまきりしょうず  6月5日 螳螂が生まれ出る
腐草為蛍 かれたるくさほたるとなる  6月11日 枯れ草の下から蛍がでてくる
梅子黄 うめのみきなり  6月16日 梅の実が黄ばんで熟す
夏至 乃東枯 なつかれくさかるる  6月21日 夏枯草が枯れる
菖蒲華 あやめはなさく  6月26日 あやめの花が咲く
半夏生 はんげしょうず  7月2日 からすびしゃくが生える
小暑 温風至 あつかぜいたる  7月7日 暖かい風が吹いてくる
蓮始開 はすはじめてひらく  7月12日 蓮の花が開き始める
鷹乃学習 たかすなわちたくしゅうす  7月17日 鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える
大暑 桐始結花 きりはじめてはなをむすぶ  7月22日 桐の実がなり始める
土潤溽暑 つちうるおうてむしあつし  7月28日 土がしめって蒸し暑くなる
大雨時行 たいうときどきふる  8月2日 時として大雨が降る
立秋 涼風至 すずかぜいたる  8月7日 涼しい風が立ち始める
寒蝉鳴 ひぐらしなく  8月12日 ひぐらしが鳴き始める
蒙霧升降 ふかききりまとう  8月18日 深い霧が立ち込める
処暑 綿柎開 わたのはなしべひらく  8月23日 綿を包む咢[がく]が開く
天地始粛 てんちはじめてさむし  8月28日 ようやく暑さが鎮まる
禾乃登 こくものすなわちみのる  9月2日 稲が実る
白露 草露白 くさのつゆしろし  9月7日 草に降りた露が白く光る
鶺鴒鳴 せきれいなく  9月12日 せきれいが鳴き始める
玄鳥去 つばめさる  9月18日 つばめが南へ帰っていく
秋分 雷乃収声 かみなりすなわちこえおさむ  9月23日 雷が鳴り響かなくなる
蟄虫培戸 むしかくれてとをふさぐ  9月28日 虫が土中に掘った穴をふさぐ
水始涸 みずはじめてかるる  10月3日 水が凍り始める
寒露 鴻雁来 こうがんきたる  10月8日 雁が飛来し始める
菊花開 きくのはなひらく  10月13日 菊の花が咲く
蟋蟀在戸 きりぎりすとにあり  10月18日 きりぎりすが戸にあって鳴く
霜降 霜始降 しもはじめてふる  10月23日 霜が降り始める
霎時施 こさめときどきふる  10月28日 小雨がしとしと降る
楓蔦黄 もみじつたきばむ  11月2日 もみじや蔦が黄葉する
立冬 山茶始開 つばきはじめてひらく  11月7日 つばきの花が咲き始める
地始凍 ちはじめてこおる  11月12日 大地が凍り始める
金盞香 きんせんかさく  11月17日 水仙の花が咲く
小雪 虹蔵不見 にじかくいれてみえず  11月22日 虹を見かけなくなる
朔風払葉 きたかぜこのはをはらう  11月27日 北風が木の葉を払いのける
橘始黄 たちばなはじめてきばむ  12月2日 橘の葉が黄葉し始める
大雪 閉塞成冬 そらさむくふゆとなる  12月7日 天地の気が塞がって冬となる
熊蟄穴 くまあなにこもる  12月12日 熊が冬眠のために穴にこもる
鱖魚群 さけのうおむらがる  12月17日 鮭が群がり川を上る
冬至 乃東生 なつかれくさしょうず  12月22日 夏枯草が芽を出す
麋角解 さわしかつのおる  12月26日 大鹿が角を落とす
雪下出麦 ゆきわたりてむぎのびる  12月31日 雪の下で麦が芽を出す
小寒 芹乃栄 せりすなわちさかう  1月5日 芹がよく生育する
水泉動 しみずあたたかをふくむ  1月10日 地中で凍った泉が動き始める
雉始鳴 きじはじめてなく  1月15日 雄の雉が鳴き始める
大寒 款冬華 ふきのはなさく  1月20日 ふきのとうがつぼみを出す
水沢腹堅 さわみずこおりつめる  1月25日 沢に氷が厚く張りつめる
鶏始乳 にわとりはじめてとやにつく  1月30日 鶏が卵を産み始める

二十四節気一覧

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