冬至、一陽来復 これから光が強まる

七十二候

二十四節気・冬至 七十二候・乃東生(なつかれくさ しょうず)

冬至が近づき日没の地点は南へと動いていく

 冬至は北半球では1年中で昼が最も短く夜が長い日。太陽の「高さが最も低い。2020年は12月21日。

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 2020年最後の二十四節気。今回は2年間の暖冬から一転して12月の寒波に見舞われた。新潟、群馬なので記録的な大雪となった。新潟を除いた北陸三県は冬型の気圧配置で雪模様となったが、積雪は多くない。

 中国では「一陽来復」という言葉があり、冬至で最も太陽が弱まった後、これから光りが増してくるころとして祝った。

 七十二候では「乃東生」。六十四候となる。夏に花が枯れる「夏枯草(かごそう)」が生えてくる頃と言われる。夏枯草はウツボグサとも呼ばれる。


【歳時記】冬の季語

仏壇に水仙活けし冬至かな  正岡子規

海の日のありありしづむ冬至かな 久保田万太郎

冬至までひと日ひと日の日暮れかな 草間時彦

冬至晴思ひ切らむと走りけり  小林貴子


前の二十四節気は大雪・12月7日

次の二十四節気は小寒・1月5日

2020年二十四節気一覧


前の七十二候は鱖魚群(さけのうおむらがる)・12月16日

次の七十二候は麋角解(さわしかのつのおつる)・12月26日

2020年七十二候一覧

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