冬至に雪一服、光りも寒さもこれから強まる【二十四節気・七十二候】

七十二候

二十四節気・冬至 七十二候・乃東生(なつかれくさ しょうず)

冬至は昼の時間が短く暗い一日となる

 冬至は北半球では1年中で昼が最も短く夜が長い日。太陽の高度が最も低い。2021年は12月21日、前年より一日遅い。

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 2021年最後の二十四節気。冬至を前に18日から寒気が強まり、日本海側は雪となったが、20日から寒さも一服。北陸では22日は朝は曇りのところが多く、時々青空も見える。山沿いの地域はまだ雪は残るが、平野部ではほとんど消えている。

 中国では「一陽来復」という言葉があり、冬至で最も太陽が弱まった後、これから光りが増してくるころとして祝った。

 七十二候では「乃東生(なつかれくさしょうず)」。七十二候で第六十四候となる。夏に花が枯れる「夏枯草(かごそう)」が生えてくる頃と言われる。夏枯草はウツボグサとも呼ばれる。


【歳時記】冬の季語

仏壇に水仙活けし冬至かな  正岡子規

海の日のありありしづむ冬至かな 久保田万太郎

冬至までひと日ひと日の日暮れかな 草間時彦

冬至晴思ひ切らむと走りけり  小林貴子


前の二十四節気は大雪・12月7日

次の二十四節気は小寒・1月5日

2021年二十四節気一覧


前の七十二候は鱖魚群(さけのうおむらがる)・12月17日

次の七十二候は麋角解(さわしかのつのおつる)・12月26日

2021年度の「七十二候」一覧

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