風景

七十二候

桜はようやく、見ごろ、マガン既に去る【七十二候・鴻雁北】

七十二候・鴻雁北(こうがんかえる)  「鴻雁北」。七十二候の第十四候。冬を日本で過ごした雁が北へ帰るころという。  福井県の坂井平野は大陸から渡ってくるマガンの越冬地としては北限といわれる。以前は毎日のように家の上空を...
七十二候

戻り寒波から春分に再び春の暖かさ【二十四節気・七十二候】

二十四節気・春分、七十二候・雀始巣(すずめ はじめて すくう) 雑節・春彼岸  「春分」は二十四節気の4番目。暖かさも増しいよいよ春まっただ中の雰囲気になってくる。昼と夜の長さが同じ日。毎日日没の時間が少しずつ遅くなり、ちょ...
七十二候

初旬の暖かさ一変、寒波戻り蝶はまだ蛹か【七十二候・菜虫化蝶】 

・ 七十二候・菜虫化蝶(なむし ちょうと なる)  七十二候の第九候は「菜虫化蝶」。菜虫とは畑の根菜などの葉っぱにつく青虫のこと。青虫が冬にさなぎとなり暖かくなると蝶に生まれ変わる。元々はモンシロチョウを指している...
七十二候

寒波予報も冬至まで平野に雪なし【二十四節気・七十二候】

二十四節気・冬至 七十二候・乃東生(なつかれくさ しょうず) oplus_0  冬至は北半球では1年中で昼が最も短く夜が長い日。太陽の高度が最も低い。2024年は12月21日。  2024年最後の二十四節気。20...
七十二候

寒暖入れ替わり、虫が減ってきた【七十二候】

七十二候・蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)   七十二候の第五十一候は「蟋蟀在戸」。この蟋蟀はキリギリスでなく、コオロギのことといわれる。コオロギが家の中で鳴いていることを表すという。  2024年の「蟋...
ソバ

気温下がり、蕎麦の花咲き白い雲流れる【七十二候・蟄虫培戸】

七十二候・蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ) 秋が本格化すると虫たちは冬ごもりの支度を始める。カマキリなど卵を産む虫や、青虫だった蝶の幼虫はさなぎになり冬の寒さに備える。クワガタなどの大きな虫は木の根元や土の下にもぐる。この...
風景

鷹が訓練するころ梅雨明け直前の雨【七十二候】

七十二候・鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)  七十二候の第三十三候は「鷹乃学習」。鷹は日本書紀にも出てくる大型の鳥で肉食の猛禽類。古くから鷹を使った狩猟、「鷹狩り」が行われてきた。  5月から6月に孵化した鷹の子...
七十二候

小暑猛烈な暑さ続き、激しい雨も【二十四節気・七十二候】

二十四節気・小暑(しょうしょ) 七十二候・温風至(あつかぜいたる)  「小暑」は二十四節気の十一番目。「夏至」から2週間たち、少しずつ昼の時間が短くなっていく頃。太陽もわずかに高度を下げていく。しかし強い太陽光線で、...
七十二候

蛍が現れるころ、梅雨入り遅れ青空再び【七十二候・雑節】

七十二候・腐草為蛍(くされたるくさ ほたるとなる) 雑節・入梅 入梅の6月11日朝の空は曇り   七十二候の第二十六候は腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)。草が枯れて湿った状態から蛍が飛び出す様子を表している...
七十二候

芒種、稲も成長梅雨近づく【二十四節気・七十二候】

二十四節気・芒種(ぼうしゅ) 七十二候・蟷螂生(かまきりしょうず) 芒が伸びる麦の実  二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」は稲や麦など穂先のようなとげを持つ芒(のぎ)のある植物の種を蒔く頃とされてきた。2024年は6月5日。現代...
タイトルとURLをコピーしました