立春、北陸に青空広がるが「立春寒波」警戒も

二十四節気・立春

立春の高岡の空、雪が舞ったり青空が広がったり

 ほぼ15日間隔でやってくる二十四節気。最も寒いとされる「大寒」の次にくるのが「立春」だ。

 旧暦ではこの立春の日が1年の始まりとされる。八十八夜、二百十日など立春から数える。

 春が立つ日。心うきうきする響きがある。でも実際はまだまだ寒いことが多い。

 2018年の立春は2月4日。天気予報では「数年に一度」の寒気が近づいているそうで、日本海側を中心に8日ごろまで大雪の恐れがあるという。「立春寒波」に警戒を呼びかけている。

 

 富山県高岡市は朝にはうっすらと新雪があり、小雪が舞っていた。昼前には青空も広がり、「立春」にふさわしい穏やかな天気となった。道路や駐車場の新雪も昼過ぎにはほぼ消えた。

 次の二十四節気は「雨水」。ことしは2月19日

小寒、雪はないが寒くなってきた・二十四節気

二十四節気・小寒

「小寒」は冬の5番目の節気で「寒の入り」の日。1月5日のことが多いが6日の年もある。ことし2018年は1月5日だった。

芸事やスポーツの寒中稽古が始まる日。「きじはじめてなく」「かささぎはじめてすをつくる」などの言葉がある。太陽黄経285度。

福井市の最低気温は1度ちょうどで、平年より0.1度、前日より0.7度高く冷え込みは感じられなかった。最高気温は5.7度で前日より1.4度高くなったが平年より1.6度低かく、日中は肌寒かった。

東京も最低気温1.4度、平年より0.1度、前日より1.4度高い平年並みの朝だった。昼の最高気温は6.3度、平年より3.7度、前日より3.3度低く、小寒らしい寒い日中とだった。

小寒の日、1月5日の朝の空

次の二十四節気は大寒。今年は1月20日となる。

今年もきれいな空を期待 月ごとの空写真

初日の出こそ見えなかったが2018年の正月は穏やかな天気だった。今年も美しい空との出会いを期待して、昨年2017年の月別の空を振り返ってみる。(その1、1月から6月まで)

1月は冬空雪景色雪の日の青空 吹雪ホワイトアウト

2月はマガン冬鳥 雪原の夕日 梅の花 水温む田んぼ

3月は光の芸術、暈・幻日

4月は水仙の花 田んぼの夕日 散歩で見かけたアーク

5月は田んぼに映る電車 鯉のぼり 夕雲、麦畑

6月は雨模様 巻層雲、巻雲

 

12の月の中で唯一月が付かない師走

季節の言葉・師走

12月1日2017年の最後の月が始まった。冬の始まりの月でもある。

旧暦の呼び名は「師走」。1月から12月まで毎月の呼び名はあるが、その中でも最もポピュラーな名前だろう。一方で気象に由来したり、季節感のある名前がある中「師走」はちょっと違和感がある。

1月「睦月(むつき)」

2月「如月(きさらぎ)」

3月「弥生(やよい)」

4月「卯月(うづき)」

5月「皐月(さつき)」

6月「水無月(みなづき)」

7月「文月(ふみづき)」

8月「葉月(はずき)」

9月「長月(ながつき)」

10月「神無月(かんなづき)」

11月「霜月(しもつき)」

12月「師走(しわす)」

こうしてみると月が付かないのは師走だけ。

ほかは霜が降る霜月、卯の花が咲く卯月など気象がゆかりだったり、七夕に本を干す週間からきている「文月」など古くからの週間や信仰に密着している言葉だ。文月は万葉集にもでてくるという。

師走の由来は僧が年末に忙しく走り回ることから付いたという。平安時代に「師馳す」という言葉があるそうでそれが語源という説も見かけた。もともとは「師走月」と呼ばれていたのが月がとれたのか。いろいろ気になる。

冬の始まり12月1日の空は朝から冷たい雨が降り、時々青空も見える変わりやすい天気だった。

師走、冬の始まりの12月1日の空は雨模様だが、時々青空が見えた

晴れ、曇り、雨 めまぐるしく変わる空 動画あり

青空…白い雲…曇天…暗い空…雨 タイムプラス動画

日本海側の冬の空はめまぐるしく変化することが多い。

冬型の気圧配置、それもあまり強い冬型でない日、青空が見えたと思ったら、急に変化して雲が増え、雨や雪になることもある。

11月23日は雨、曇りという予報に反して朝から青空が見えた。

ベランダにカメラを置き6秒間隔でインターバル撮影した。

曇り空がどんどん晴れてきたと思ったら、また雲が増え、風が強まり雨

そんな天気が何度か現れた。

秋晴れの朝倉氏遺跡、紅葉はまだ

 福井市の一乗谷にある朝倉氏遺跡。戦国武将、朝倉氏の都で5代にわたって栄え、朝倉義景の時、信長に敗れ、三日三晩燃えたと言われる。1967年発掘が始まってことしで50年。国の特別史跡、特別名勝に指定されている。

 朝倉義景の館跡や庭園、町並みが礎石の段階まで復元され、いろいろな木が四季を彩る。特に春は義景館跡の唐門の後ろに植えられた糸桜が知られている。秋の紅葉の季節は赤く色づいた紅葉や黄色い銀杏が美しい。

 10月下旬、近くに用事があり秋の風景を見たかったので史跡を訪れた。秋晴れの空、きれいな紅葉をと期待したが、台風21号で木の葉が吹き飛ばされてしまったのか、色づいた木々は少なく、集めた葉や枝を作業服姿の人々が集めていた。遺跡の外れで葉っぱを燃やした白い煙が遺跡近くまで流れていた。

霜降の日に台風、霜でなく雨風

 霜降・二十四節気

1 0月23日は二十四節気の「霜降(そうこう)」。霜が降り始める時期を示す言葉だが、ことしは大型の台風21号が太平洋から接近し日本海側の福井でも22日夜から強風が吹き荒れ、激しい雨が降った。

この季節遅れの台風は、23日には静岡県に上陸。観測史上3番目に遅い上陸の日時となるなど「霜降」という言葉の雰囲気とは全く違った天気だった。ただ富士山が初冠雪し、北海道の札幌で初雪が降るなど寒い一日となった地点もあった。

霜降の朝、車から見る風景が前日と一転しているのに驚いた。平野の水田地帯のあちこちでまるで春のように田んぼに水が張っていることだ。大雨警報が出され、雨が降り続いたことで稲刈りが終わった水田に自然にたまったようだ。稲刈り前の水田は実った稲が水につかって大変そうだった。

台風で地面に落ちた柿の実

家の近くの柿の木は前日まで赤い柿のみがいっぱいなっていたが、一夜で多くの実が下に落ちていた。

久しぶりの青空、小さな彩雲

 10月17日6日ぶりに朝から青空が広がった。雨上がりの空によく見られる空気の澄んだすっきりとした青空。白い雲もくっきり。太陽が白い雲に隠れた近くで雲が薄赤く色づいている様子が見えた。「彩雲」だ。

太陽の光を受けて少し雲が色づく。2017年10月17日の彩雲

 彩雲は雲の縁、端の部分が不規則に色づく現象。雲の粒、小さな水滴で太陽光線が回折し、色が分解されて雲に赤、緑、青などに色づく。巻雲、巻積雲が出ているときに現れる。17日はごく部分的な彩雲だったが、空広く色づくこともあり、古来は吉兆とされた。万葉集には「豊旗雲」と表現されている。

 彩雲は年に数回は見ることができる。現れる日は太陽が白く明るく、雲がくっきりとしている。

2016年11月24日の彩

 

光りの芸術

雨予報だったが青空、夕焼け続く

雨のち曇りのち晴れ

こんな天気が2日間続いた。

10月13,14日とも天気予報では曇り、雨という見通しだった。

未明には雨だったり朝になってもどんより曇っていたりしていたが

午後からは少しずつ青空が広がり夕方は夕焼けも見えた。

雨予報の空が晴れた方が青空が透き通っていたり

雲がくっきりしていたりする気がする。

セイタカアワダチソウが見ごろ?

 

 10月になると先っぽに鮮やかな黄色い花を付けた背の高い植物が急に目立つようになる。

 セイタカアワダチソウと名付けられた帰化植物だ。セイタカの名前通り高さが2メートル以上になることもある。家の側の土手にいつの間にか毎年花が咲くようになった。花はよく見ると小さな細い花びらの花が集まって大きな花のように見せている。以前は花粉が飛び散ってぜんそくなど秋の花粉アレルギーの元凶のように言われていたが、実際は花粉が広く飛び散る訳ではなく、ミツバチなどが寄ってきて受粉のための花粉を出す蜜源植物であることが研究でわかってきたようだ。

 もともと北アメリカ原産の植物で生け花などの観賞用かミツバチの蜜源植物として広まったとも言われている。

 10年以上前はこのセイタカアワダチソウが日本のススキの原に侵食し一面黄色い原っぱだらけになっていたが、増えすぎてかえって弱くなり いまはススキも精力を取り戻している。家の前のアワダチソウはまだ数本程度。このまま放っていくとどうなっていくか興味深くもあるが、ここにはスイセンも咲いているのであまり増えてほしくもない。枯らすかどうかちょっと迷う。

 

 セイタカアワダチソウも含め鮮やかな黄色の花は綺麗だ。春は菜の花畑が美しい。でも菜の花と思ったら実際は外来植物であることも多いらしい。堤防の土手に自生してきれいな風景となるオオキンケイギクなどいま一気に広がって在来植物を脅かしている。繁殖力の強いセイヨウアブラナも堤防を弱くすると駆除を求める動きもある。「美しい黄色い花には毒がある」のかもしれない。でも一面黄色い風景はやはりきれいだと思う。