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海に沈む夕日を撮影、日没後もあかね色に染まる海

日本海に沈む夕日=2017年11月5日

11月3日に続いて海に夕日を撮りに行った。

11月3日は日没前に雲が広がり海に落ちる夕日が見えなかった。5日は昼前から雲がほとんどない青空が広がり、日本海に沈む夕日が期待できた。

晴れた日なら、今は夕日を撮影するにふさわしい季節だ。

最も昼の時間が短い冬至に向け日没の時間がどんどん早くなっている。9月末に福井市の日没は17時39分だった。それから一日1分以上の日没が早くなり、11月1日は17時ちょうど。

夏だったら19時過ぎだった日没が秋が深まれば17時前。撮影を終えて帰ってもまだ夕食前なので気軽に出かけられる。仕事の日は難しくても休みの日は思い立てばすぐに出かけられる。

一方で北陸は冬になると天気が悪い日が多いため、秋から冬にかけは休みの日、晴れたら、でかけようと思う。いろんな撮影場所もあるし、同じところでも新しい風景が現れる。

11月5日は、3日にこのままここにいようかなと思った福井県坂井市三国町の市場横の岸壁に居続けた。ちょうどここから九頭竜川河口の防波堤の切れ目が見え、この季節はここに夕日が沈む。

16時20分過ぎに到着。空に全く雲はなくこのまま海に沈む夕は見えそうだ。ただ3連休採集日のため、出港した船は少ないらしく3日のように港に戻ってくる漁船や観光船は少ない。

家族連れが夕日をバックに撮影していた

ゆっくりと日没を待っていると家族連れがカメラマンと一緒にやってきて、小さな桟橋の上で夕日をバックに撮影していた。便乗して何ショットか撮らせてもらった。

日没は16時56分頃。16時50分を過ぎるとどんどん太陽が海に沈もうとする。16時53分頃には水平線に太陽の下が接したと思うと少しふくらむだるま夕日状態になった。さらに3分かけて太陽は完全に海の下に。残念ながら太陽が沈んだ後緑の光が現れるというグリーンフラッシュは見えなかった。

日没になっても海は朱色に染まって美しい。小さな岸壁で釣り竿をたれる人みいるし、プレジャーボートも何隻が帰ってきた。

 日没から20分後帰路についた。途中で河口がきれいなトワイライトの色を撮しているのを見て数枚撮り帰宅した。

日没後河口はあかね色に色づいた

 

晴れの特異日11月3日はことしも快晴

気象で特異日という言葉がある。

一定の日に限って決まった天気や気象条件が現れる。

最もよく知られているのが10月10日。「晴れの特異日」とされている。

1964年東京オリンピックの開会式は10月10日。晴れる日だから選ばれたと言われている、そして五輪開会式は見事に晴れ上がった。

 

そしてもう一つ晴れの特異日とされているのが11月3日文化の日だ。この日も深い秋晴れの青空が見えることが多い。

特異日に選ばれるのは基本的には東京の空模様が基準になるのだろうが、晴れの特異日は全国区でもある。特に秋は大きな移動性高気圧に覆われ春になることが多い。

福井県も地理的には本州の中央にあるため、晴れの特異日はかなりの確率で一致する。

2014年11月3日
2015年11月3日
2016年11月3日

2017年は最初雨予報だったのに見事に晴れた。そして翌日の11月4日は一日中雨だった。この3年間の天気を見ても2016年、2015年とも11月3日は晴れていた。

ちなみに10月10日もきれいな大空が見えていた・

文化の日、海岸に夕日を撮りにいく

三国港の防波堤の間に見えた夕日。 =2017年11月3日

11月3日文化の日は晴れの特異日。ことしも少し前まで雨予報だったのに福井県でもやはり一日中晴れ上がった。日本全体でも北海道を除けばいい天気だったようだ。

海の日没が見えるかもしれないと夕方海岸へ向かった。今回も坂井市三国町のサンセットビーチへ。

夕日を背に走るえちぜん鉄道三国港発福井行き

途中で夕日を背にしたえちぜん鉄道の電車も見えた。

ビーチの手前の市場横で車を止め岸壁に降りると港の入り口、防波堤の間にちょうど夕日が見えた。夕日は薄い雲の後ろで、周りの雲がオレンジや黄色、赤に色づいている。防波堤の間から漁船や、観光船、レジャーボートが夕焼けをバックに次々と九頭竜川河口の港に帰ってくる。

冬至に向けて日没の場所がどんどん南に移動していく。この時期はちょうど防波堤の間に夕日が沈んでいく。

ここで写真を撮り続けようかと迷ったがすぐ近くのサンセットビーチに向かった。連休初日とあった駐車場も車が多い。

海岸に出るとかなり多くの人が砂浜にいた。防波堤では釣りをしている人もたくさん見える。先ほどの岸壁から5分ほど後、でももう夕日は雲の下に入っていて見えない。でも夕日の光を受けた雲が輝いている。雲の輝きが海に反射している。

沖合では港に戻る船が次々とやってきて防波堤の灯台のそばで左に曲がり河口に入ってくる。

海岸に着いたのは午後5時前。6時近くまで粘っていると夕日は見えなかったが沖合にイカ釣り船の集魚灯の光が増えてきた。暗くなってきて防波堤の釣り人も三々五々戻ってきた。

巻積雲広がる、彩雲、夕焼け雲……

10種雲形 巻積雲

広がる巻積雲、雲の大きさも違う

2017年11月最初の日は朝から夕まで巻積雲が現れた。

巻積雲は青空に白い小石を敷き詰めたような雲。「いわし雲」「うろこ雲」などとも呼ばれる。5000メートルから13000メートルの高い空に現れる氷の粒でできた雲。高い空に現れるから一つ一つの雲が小さく見える。

「いわし雲」「うろこ雲」「さば雲」。一年中見ることが出来る雲だが、いかにも秋らしい名前で、澄んだ青空とマッチして秋にふさわしい雲だ。天気の変わり目に現れやすい雲で天気が変わりやすい秋によく現れる雲であることは確かだ。

巻積雲はいろんな形になったり、気象現象をもたらしてくれる。

小さな巻積雲が密集して強い風にまとまったのが「レンズ雲」。

波のような形を描く波状雲になることもある。

雲が強い太陽の光を受けて赤、黄、緑、青など色づく彩雲も巻積雲から発生することが多い。

夕方太陽が沈んだ後、空に残った雲が赤く色づくのも巻積雲が覆い。

11月1日はレンズ雲や、彩雲が見えた。

山裾にレンズ雲状に広がる雲

11月2日も午後に巻積雲が現れ日没後の雲はあかね色に広がってとてもきれいだった。

赤く色づいた巻積雲=2017年11月2日

彩雲再び、巻積雲に色づく

11月1日朝、巻積雲が広がり、午前9時前通勤中に彩雲が見えた。

 彩雲は雲の縁、端の部分が赤、緑、青など不規則に色づく現象。昔は吉兆とも言われたが、年に数回はみかける現象。雲の粒、小さな水滴で太陽光線が回折し、色が分解されて雲に色がつく。10月17日にも見えた。この2週間前の彩雲は少し雲が赤くなっている部分があるのが写真で確認してわかる程度だったが、11月初日の彩雲ははっきり見えた。

巻積雲を後ろから強烈に照らす太陽の光が半円を描くように色づき、特に雲の端は赤をメインに、黄色、青が重なっていた。

11月1日福井県坂井市で撮影した彩雲

秋晴れの朝倉氏遺跡、紅葉はまだ

 福井市の一乗谷にある朝倉氏遺跡。戦国武将、朝倉氏の都で5代にわたって栄え、朝倉義景の時、信長に敗れ、三日三晩燃えたと言われる。1967年発掘が始まってことしで50年。国の特別史跡、特別名勝に指定されている。

 朝倉義景の館跡や庭園、町並みが礎石の段階まで復元され、いろいろな木が四季を彩る。特に春は義景館跡の唐門の後ろに植えられた糸桜が知られている。秋の紅葉の季節は赤く色づいた紅葉や黄色い銀杏が美しい。

 10月下旬、近くに用事があり秋の風景を見たかったので史跡を訪れた。秋晴れの空、きれいな紅葉をと期待したが、台風21号で木の葉が吹き飛ばされてしまったのか、色づいた木々は少なく、集めた葉や枝を作業服姿の人々が集めていた。遺跡の外れで葉っぱを燃やした白い煙が遺跡近くまで流れていた。

霜降の日に台風、霜でなく雨風

 霜降・二十四節気

1 0月23日は二十四節気の「霜降(そうこう)」。霜が降り始める時期を示す言葉だが、ことしは大型の台風21号が太平洋から接近し日本海側の福井でも22日夜から強風が吹き荒れ、激しい雨が降った。

この季節遅れの台風は、23日には静岡県に上陸。観測史上3番目に遅い上陸の日時となるなど「霜降」という言葉の雰囲気とは全く違った天気だった。ただ富士山が初冠雪し、北海道の札幌で初雪が降るなど寒い一日となった地点もあった。

霜降の朝、車から見る風景が前日と一転しているのに驚いた。平野の水田地帯のあちこちでまるで春のように田んぼに水が張っていることだ。大雨警報が出され、雨が降り続いたことで稲刈りが終わった水田に自然にたまったようだ。稲刈り前の水田は実った稲が水につかって大変そうだった。

台風で地面に落ちた柿の実

家の近くの柿の木は前日まで赤い柿のみがいっぱいなっていたが、一夜で多くの実が下に落ちていた。

乱層雲広がる、小雨も降り始め

10種雲形 乱層雲

 台風21号が本州に少しずつ近づいている10月21日、空は灰色の雲に覆われた。

乱祖雲が広がった10月21日の空。なんとなくもの悲しい

 朝は明るい高層雲が広がり雲を通して太陽が透けて見えたが、次第に雲が低く、厚い乱層雲になった。

 乱層雲は地上近くから、高くても2000メートルぐらいに広がる低い雲。空一面を覆って青空が見えることはほとんどない。どんよりした暗い空、一見あまり変化がなく、写真を撮っていてもおもしろみがないようにも感じられるが、二重、三重に高さの違う雲が重なり、グレーのアンジュレ-ションが時々面白い。

 この雲が広がると天気は次第に曇りから雨に変わる。最初はしとしとと降り出すので雨付きには歓迎される雲かもしれない。

 21日は夕方まで時々小雨がちらつくが日中は本格的な雨にはならなかった。午後4時過ぎにはもう空は暗く、気温も低くなんとなく寂しさを覚える一日だった。

HP 雲の百科

   10種雲形とは

秋土用、涼しくなってきた

 10月20日は2017年の「秋土用の入り」。

 「秋土用」は決まった間隔でやってくる「二十四節気」とはまた違う「雑節」と呼ばれる季節の言葉の1つだ。二十四節は地球の公転を元に空に昔の人が描いた黄道という太陽の道上の太陽の位置で1年を24等分して決められいるが、立春、立夏など雑節は季節の変化を元に定められた言葉だ。

 二十四節気よりもさらに季節感のある言葉も多い。ウナギを食べる風習が根付いている夏の「土用」が知られているが、年に4回もあり、期間も18日と長い。

 立春前日までの18日間が冬土用、立夏の前が春土用、立秋の前が夏土用、そして立冬の前が秋土用となる。昔の人はこの土用の期間にに次の季節の準備や心構えのしたのだろう。

 秋土用は10月20日から始まることが多いが、年によって1日前後することもある。そしてことしは10月20日から11月6日まで。

 土用が終わった翌日の11月7日が「立冬」。暦の上では冬になる。

 

少し街路樹が赤く色づいてきた=2017年10月20日朝

10月19日の最高気温は16.7度、平年より4度以上低く涼しいというより少し肌寒かった。

 10月20日は最低気温は13.8度と平年並みだったが、曇り空で日中の肌寒さは続きそうだ。

 

 毎年の二十四節気と雑節の日付は国立天文台暦計算室のページに載っている。

久しぶりの青空、小さな彩雲

 10月17日6日ぶりに朝から青空が広がった。雨上がりの空によく見られる空気の澄んだすっきりとした青空。白い雲もくっきり。太陽が白い雲に隠れた近くで雲が薄赤く色づいている様子が見えた。「彩雲」だ。

太陽の光を受けて少し雲が色づく。2017年10月17日の彩雲

 彩雲は雲の縁、端の部分が不規則に色づく現象。雲の粒、小さな水滴で太陽光線が回折し、色が分解されて雲に赤、緑、青などに色づく。巻雲、巻積雲が出ているときに現れる。17日はごく部分的な彩雲だったが、空広く色づくこともあり、古来は吉兆とされた。万葉集には「豊旗雲」と表現されている。

 彩雲は年に数回は見ることができる。現れる日は太陽が白く明るく、雲がくっきりとしている。

2016年11月24日の彩

 

光りの芸術