猛暑に台風接近、セミの声少なく【七十二候】

七十二候

七十二候・寒蝉鳴(ひぐらしなく)

 立秋を過ぎても暑さは続いている。しかし暦は一足早く秋にゆっくり向かっていく。二十四節気も七十二候も秋の言葉が並ぶ。

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 暦の上では残暑だが2023年は異常な暑さが続いている。七十二候の第三十八候は寒蝉鳴。寒蝉と書いてひぐらしと読む。ヒグラシは蜩とも書かれ、夕方に鳴く蝉。カナカナと晩夏に鳴き出すイメージだ。ことしは暑さでセミの声も少ない。

  2025年は8月12日が「寒蝉鳴」。梅雨末期のような気圧配置となり10日から九州から線状降水帯が遅い大雨となった。を

 日本海側の北陸地方も11日から時々強い雨となり気温は30度を下回っている。

 家の周囲では8月になってセミの声がにぎやかだ。

 

 


【歳時記】寒蝉は秋の季語

日ぐらしや急に明るき湖の方  一茶

たちまちに蝉の声揃ふなり  中村汀女

ひぐらしをきく水底にゐるごとく  木内怜子


前の七十二候は涼風至(すずかぜいたる) 8月8日

次の七十二候は蒙霧升降(ふかき きり まとう) 8月17日

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