二十四節気・霜降(そうこう) 七十二候・霜始降(しもはじめてふる)

二十四節気の第十八番目、暦の「秋」の最後の項目は「霜降」。10月も中盤から後半に近づき寒さが増し、露が霜となって朝に霜が降り草木が白くなるころを「霜降」と表現している。
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2025年の霜降は10月23日。異常な猛暑のことしも10月中旬から朝晩の寒さを感じるようになった。最低気温が10度近くなり寝具も暖かいものに代えないと寒くて寝られない。

七十二候は第五十二候、同じ趣旨の「霜始降(しもはじめてふる)」。紅葉もようやく始まり、セイタカアワダチソウやススキも色づいたり日差しを受けて輝いている。ようやく本格的な秋を感じるようになったが11月はまた気温が上がるという予報も。異常な夏はまだ終わらないのだろうか。

【歳時記】秋の季語
霜降や朝しらしらと繭の色 小坂文之
霜降や鳥の塒(ねぐら)を身に近く 手塚美佐
霜降や陳皮投ぜし湯につかる 吉岡桂六
海照ってけふ霜降の山の晴 後藤五子
次の二十四節気は立冬 11月8日
前の七十二候は蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり) 10月18日
次の七十二候は霎時施(こさめ ときどき ふる) 10月29日

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