秋土用、涼しくなってきた

 10月20日は2017年の「秋土用の入り」。

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 「秋土用」は決まった間隔でやってくる「二十四節気」とはまた違う「雑節」と呼ばれる季節の言葉の1つだ。二十四節は地球の公転を元に空に昔の人が描いた黄道という太陽の道上の太陽の位置で1年を24等分して決められいるが、立春、立夏など雑節は季節の変化を元に定められた言葉だ。

 二十四節気よりもさらに季節感のある言葉も多い。ウナギを食べる風習が根付いている夏の「土用」が知られているが、年に4回もあり、期間も18日と長い。

 立春前日までの18日間が冬土用、立夏の前が春土用、立秋の前が夏土用、そして立冬の前が秋土用となる。昔の人はこの土用の期間にに次の季節の準備や心構えのしたのだろう。

 秋土用は10月20日から始まることが多いが、年によって1日前後することもある。そしてことしは10月20日から11月6日まで。

 土用が終わった翌日の11月7日が「立冬」。暦の上では冬になる。

 

少し街路樹が赤く色づいてきた=2017年10月20日朝

10月19日の最高気温は16.7度、平年より4度以上低く涼しいというより少し肌寒かった。

 10月20日は最低気温は13.8度と平年並みだったが、曇り空で日中の肌寒さは続きそうだ。

 

 毎年の二十四節気と雑節の日付は国立天文台暦計算室のページに載っている。

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