節分、寒さ消えて恵方巻き

雑節・節分 2月2日

 「節分」は季節の分け目という意味があり、かつては春夏秋冬ごとのあったという。今では冬と春の分け目だけが行事として残っている。

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 立春の前日、寒の最後の日が節分だ。2021年は2月2日。

 邪霊災厄を追い払う春を迎える意味で「追儺」の行事が行われる。今は鬼を追い払うため豆まきをする。最近は縁起のいい方向を見て大きな海苔巻き寿司をかぶりつく恵方巻きがかなり定着してきた。

 ことしは南南東の方向とか。家でも子どもたちのために何種類か買ってきた。冬型の気圧配置となり風は強く雷も聞こえるが、気温が高く雪の気配はない。 

 2月3日は「立春」。暦の上では春を迎える。

 


【歳時記】 冬の季語

節分の夜も更け鬼気も収まれり 相生垣瓜人

節分や鬼もくすしも草の戸に 高浜虚子

節分やつもるにはやき町の雪 久保田万太郎

節分の朝日が低き家の上  大井雅人

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