二十四節気・立春(りっしゅん)、七十二候・東風解凍(はるかぜ こおりを とく)

「立春」。新しい暦がスタートする。二十四節気を元にした暦ではこれから1年が始まり来年の大寒で年が終わる
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2025年の最初の二十四節気「立春」は2月3日。2024年がうるう年だった影響もあり、昨年より1日早い。


1年を72の季節の言葉で分ける七十二候(しちじゅうにこう)は東風解凍でスタートする。東から吹いてくる春の風が氷を溶かしてくれるという意味。
この冬はラニーニャ現象による厳しい冬、事前に大雪の予報が出ていたが北陸地方ではほとんど雪はなく冷え込みもすくなくここまで暖冬が続いてきて暦の春をむかえた。
立春の2月3日も昼までは気温が高く、朝は青空もわずかに見えた。午後も一時雨が降ったが夕方は夕日も見え立春らしい一日だった。しかし4日からは強烈な寒波が接近しそうで9日ごろまで雪マークも出ている。

【歳時記】春の季語
立春や駅天窓の日を降らし 寺島ただし
春立つや子規よりより手紙漱石に 榎本好宏
雪ながら春立つ朝のめでたさや 日下部宵三
象の鼻ぶらりと春が来ておりぬ 山下裕子
次の二十四節気は雨水・2月18日
前の七十二候は鶏始乳(にわとり はじめて とやにつく)・1月30日
次の七十二候は黄鶯睍睆 (うぐいすなく)・2月8日
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