六条大麦の麦秋広がる、早々と刈り取りも【七十二候】

七十二候

七十二候・麦秋至(むぎのときいたる)

 「麦秋至」。七十二候の第二十四候。麦が実り。黄金色の実を付ける頃。「秋」は百穀が成熟する頃を意味する。3月ごろ竹の葉が黄色くなる頃を「竹秋」とも呼ばれる。

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 福井県では年々六条大麦の作付けが増えている。広い平野一面が色づいた麦で黄金色になっているところもある。早いところでは刈り取られて落ち穂の状態の田んぼも。

 2025年は5月31日。5月最後の七十二候。暖かい日と寒い日が交互に訪れる2025年は30日は青空が広がり気温が25度を越える夏日となったが、31日は雨の予報。濡れた麦秋となりそうだ。福井県は麦茶や麦飯など健康志向の食べ物や飲み物となる六条大麦の産地、転作作物として面積が増えている。しかし米の価格が上昇して米不足も予想されることから来年は麦作も減って一面麦秋という風景は見えないかもしれない。


前の七十二候は紅花栄(べにはなさく)・5月26日

次の七十二候は蟷螂生(かまきりしょうず)・6月5日

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