ソバの花の季節がピークを迎え、そろそろ終盤になろうとしている。今年の福井平野は心なしソバ畑の面積が増えたような気がする。田んぼの中に白い区画があちこちに点在している。真っ白に近かった畑が少し黄色みを帯びてきた。
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秋になってソバの花を見かけるようになったのは9月中ごろ。ことしは猛暑の残暑で30度を超える日々が続いたが、ソバは暦が秋になると咲き始めた。
ソバの花は一つ一つ個別に見ると小さい。一つの花は6センチ程度。それが茎の先に10から20程度集まり、さらにその花の集まりが一面に広がる。小さな花の集まりが全体を白く見せる。花の香りは鶏の糞のような肥料のような匂いがする。
種を蒔く時間差で、ソバの花の見頃も地区によって微妙に違う。10月になってそろそろ花が枯れ始め全体が少し黄色く見えるところもあれば、白く咲き誇っているところもある。花が枯れ始める頃茎は赤くなる。これから10月の終わりに向けてソバの実をつけていく。
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