二十四節気・小暑(しょうしょ) 七十二候・温風至(あつかぜいたる)

「小暑」は二十四節気の十一番目。「夏至」から2週間たち、少しずつ昼の時間が短くなっていく頃。太陽もわずかに高度を下げていく。しかし強い太陽光線で、大地が暖められているため暑さは逆にこれから増してくる。この日から「暑中」に入りこれから盛夏を迎えていく。
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が、ことしは梅雨入りがおくれたことからまだしばらく梅雨空が続きそうだ。
2025年は7月7日。七夕の日となった。6月後半から全国的に最高気温が30度を越える真夏日が続いている。北陸地方も真夏日続きで雨はほとんどないがまだ梅雨明けはしていない。東海地方は7月4日に例年より早く梅雨明けしたのに北陸はまだ。実際は梅雨明けしていそうなのに気象台の認定は遅れている。例年は小暑の数日後には梅雨明けを迎えることが多いが今年はどうなるのだろうか
七十二候は第三十一候の「溫風至(あつかぜいたる)。文字通り暑さが強まることを表現している。

【歳時記】夏の季語だ。
小暑かな佃煮選ぶ佃島 田中風見子
塩壺の白きを磨く小暑かな
次の二十四節気は大暑・7月22日

前の七十二候は半夏生(はんげしょう)・7月1日
次の七十二候は蓮始開(はすはじめてひらく)・7月12日
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