青空に多彩な花、秋の果実色づく【七十二候・菊花開】

七十二候

七十二候・菊花開(きくのはなひらく)

 七十二候の第五十候は「菊花開」。文字通り菊の花が開くころを現す。中国では菊の花が咲く旧暦の9月9日は重陽の節句として祝った。日本でも菊の花は親しまれ、11月3日ごろに行われる秋の文化祭ごろまで菊の展示会や菊人形などのイベントが続く。

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 2023年の「菊花開」は10月13日、昨年と同じ日だ。10月になって肌寒い日が続いていたが、10日ごろから少し暖かさが戻り青空も人がってきた。

 10月13日は南九州を除くと全国的に青空が広がり気温も25度を超える夏日となるところが多そうだ。

 「菊花開」に合わせるように秋の花が色鮮やかに咲き始め、果実も色づいてきた。野原ではセイタカアワダチソウで黄色く埋まる一方でススキも日差しを受けて輝いている。

 


前の七十二候は鴻雁来(こうがんきたる)・10月8日

次の七十二候は蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)・10月18日

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