天地始粛、雷雨一時的に気温下がるが…【七十二候】

七十二候

七十二候・天地始粛(てんち はじめて さむし)

 七十二候の第四十一候は「天地始粛(てんちはじめてさむし)」。本来なら残暑も弱まり秋雨前線が現れたり、大陸からの冷たい空気をもたらす高気圧が現れ、涼しくなるころを意味している。しかし異常な暑さとなっている2025年はまだ猛暑が収まる気配がない。

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 2025年の「天地始粛」は8月28日ごろから。ことしは7月後半から異常な猛暑が続いている。台風で大雨の被害が出た地域もあったが、北陸ではほぼ最高気温が35度を超える猛暑日となっている。

 立秋を過ぎ、さらに暑さも終わるという処暑を過ぎても残暑というより夏本番が続き、空もほぼ毎日入道雲が現れている。前日の8月27日の北陸地方は大気が不安定となり、午前中は激しい雷雨となった。雷の直撃を受けて火事になる民家もあった。気温は下がって福井市の最高気温は30・8度だった。

 8月28日からは再び熱くなり猛暑日の予報が出ている。


前の七十二候は綿柎開(わたの はにしべ ひらく)・8月23日

次の七十二候は禾乃登(こくもの すなわち みのる)・9月2日

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