二十四節気・大寒、七十二候・款冬華(ふきのはなさく)
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1年で一番寒さが厳しい頃。この時期に体を鍛え、1年を生き抜く体力を養っていくという寒稽古の季節でもある。2021年は1月20日。
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大寒の15日間が終わると次は立春。寒さの底から次第に暖かくなっていく頃でもある。
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七十二候は春を先取りする「款冬華(ふきのはなさく)」。フキの花、蕗の薹が雪の下から現れてくるころだ。冬の花も咲き出す。
1月20日朝は移動性高気圧が近づき各地で好天となり放射冷却の厳しい寒さとなった。昼に近づくにつれ気温が上がり陽光で春の雰囲気も漂ってきた。冬から春へと移っていく大寒の一日だった。
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【歳時記】冬の季語
端ひかり大寒の雲動くかな 加藤楸邨
大寒の硝子が痛きまで澄みて 柴田白葉女
大寒の残る夕日を市の中 石橋秀野
大寒の星くづ韻き合ふ夜なり 野口はやを
次の二十四節気は立春・2月3日
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