二十四節気・「啓蟄(けいちつ)」 七十二候「蟄虫啓戸(すごもり むし とをひらく)」
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「啓蟄」は地中や木の中などに冬眠していた虫が穴から這い出て来る頃を表す。虫が嫌いな人にとっては嫌な時期が近づいてくる。冬の間外ではみかけることのなかった虫が少しずつ増えていく。
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2022年は3月5日。昨年と同じ日だ。3月になって雪は消えて気温は高めの日が多くなった。春らしい暖かな日ざしも時に現れ、虫たちも活動始めた。夕方になると蚊のような小さな虫が車の窓ガラスにとまっていた。
5日の北陸地方は朝から曇り空で、午後からは雨予報。夜には少し雪がちらつくかもしれない。
七十二候の第七候「蟄虫啓戸」も同じような意味。昆虫だけでなくカエルやヘビなども這い出てくるという。
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【歳時記】春の季語
啓蟄や日はふりそそぐ矢の如く 高浜虚子
啓蟄を咥へて雀飛びにけり 川端茅舎
啓蟄の雲にしたがふ一日かな 加藤楸邨
啓蟄や指輪廻せば魔女のごと 鍵和田袖子
次の二十四節気は春分・3月20日
前の七十二候は草木萌動(そうもく めばえ いずる)・2月28日
次の七十二候は桃始笑(ももはじめてさく)・3月10日
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