「苗の伸びるころ」は夏日【七十二候】 米作り変化で田植えは遅れ気味

七十二候

七十二候・霜止出苗(しもやんで なえいずる)

 七十二候の第十七候は「霜止出苗」。暖かくなって霜が降ることはなく、苗代の稲苗も育っていく頃。温暖化が進んだ最近ではもう既に田植えしているところもある。

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 2022年は4月25日。昨年と同じ日だ。ことしの4月は北陸地方では暖かい日が続き、寒さの戻りを感じた日もわずか。霜は3月初めぐらいからお目にかかっていない。

25日は移動性高気圧に覆われ、全国的に晴れ。北陸では雲の少ない快晴で朝から気温も上昇。福井地方気象台は11時に25度を超える夏日を記録した。

 近年は米の品質を上げるため田植えを5月の連休後とする農家が多くなり田植えを終えた田んぼは少なく、今は田植え準備のため水を張るところが増えてきた。


前の七十二候は葭始生(あしはじめてしょうず)・4月20日

次の七十二候は牡丹華(ぼたんはなさく)・4月20日

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