二十四節気・大暑(たいしょ) 七十二候・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)

二十四節気の「大暑」は文字通り1年の中で最も暑い時期だ。太陽が最も真上に来て日ざしが強い夏至から約1カ月後、大地も海も熱を帯び大気は暑くなる。8月中ごろの立秋までが一年で最も暑い時期だ。大暑の15日間が終わると暦は秋となる。
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2025年は7月22日が大暑。。今年は梅雨前に一時的に強い雨の降る日はあったが全国的に夏空で厳しい暑さが続いている。
北陸は平年より一日早い6月10日に梅雨入りし平年より5日早い7月18日ごろに梅雨明けした。しかし実際は空梅雨気味で真夏日や猛暑日が続いている。
大暑の7月22日は福井は最高気温が36・0度、富山も35度を越えた。最低気温は金沢が27・1度、福井市も26・5度の熱帯夜となり空には発達した入道雲が見えた。

七十二候は「桐始結花」。桐はタンスや事などに使われる樹木で薄紫色の花が咲くという。
大暑の15日間が過ぎると二十四節気では立秋となる。立秋は8月8日。

【歳時記】夏の季語
指紋みな流れ出したる大暑かな 佐藤成之
水晶の念珠つめたき大暑かな 日野草城
じだらくに勤めてゐたい大暑かな 石田波郷
ふくませる乳房のしろき大暑かな 武久宏子
空き缶がひらき直ってる大暑 碓井のぼる
念力の緩めば死ぬる大暑かな 村上鬼城

次の二十四節気は「立秋」8月8日
前の七十二候は「鷹乃学習」・7月18日
次の七十二候は「土潤溽暑」・7月27日


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