二十四節気・穀雨(こくう) 七十二候・葭始生(あしはじめてしょうず)
二十四節気の「穀雨」は田んぼや畑の耕作準備が整ったころに暖かい柔らかな雨がふるころを表す。「春雨降りて百穀を生化すれば也」。雨が続けば菜種梅雨とも呼ばれる。春の最後の二十四節気だ。穀雨の15日間が終わると二十四節気はもう夏となる。
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2023年は4月20日。昨年と同じ日だ。
今年の4月は黄砂の襲来はあったが、晴れる日が多く中旬まで暖かかった。しかし18,19日は急に気温が下がり、桜は散った後だが「花冷え」という言葉がぴったりの寒さとなった。
19日午後から移動性高気圧が進み全国的に晴れ、穀雨の20日も全国的に晴れで全国的に気温が上昇。昼前には多くの地点で気温が25度を超える夏日となっている。北陸、福井市でも最高気温は29度と真夏日に近づきそうだ。
七十二候は「葭始生」は暖かな春雨で湿地のアシが伸びてくる頃を表している。
穀雨は「百花の王」とされる牡丹が咲く頃。ことしは春先から気温が高く早々と大きな花を付けている。玄関横の牡丹もピンクと白の大輪が競っている。
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【歳時記】春の季語
まっすぐに草立ち上がる穀雨かな 岬雪夫
掘り起こす土くろぐろと穀雨かな 伊藤節子
穀雨なり低き天井せまり来る 如月真菜
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次の二十四節気は立夏・5月5日
次の七十二候は霜止出苗・4月25日
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