七十二候

七十二候では朝霧が出る日だが厳しい残暑

七十二候・蒙霧升降(ふかききりまとう)   七十二候の第三十九候は蒙霧升降る。残暑は厳しくとも朝夕の気温は下がり、早朝森や湖に霧が立ちこめるころという意味。  2020年は8月17日。残暑という名の下に猛暑が続く最近は実感しな...
七十二候

強烈な残暑続くも夕立が蝉の声消す

七十二候・寒蝉鳴(ひぐらしなく)  七十二候は立秋で折り返し、季節の言葉も秋に向かっていく 。第三十八候は寒蝉鳴。寒蝉と書いてひぐらしと読む。ヒグラシは蜩と書くことが多い、夕方に鳴く蝉。カナカナと晩夏に鳴き出す。  2...
七十二候

梅雨が明け後の猛暑も立秋は小雨模様

二十四節気・立秋、七十二候・涼風至 稲穂も色づいてきた  秋の始まりを意味する立秋。太陽の黄経が135度で夏至のころよりも少し日が傾き影も長くなってきた。ただ温度は最も暑いころになる。  平安の歌人も「秋来ぬと目にはさや...
七十二候

ようやく梅雨明け激しい夕立はいつ

七十二候・大雨時行(たいう ときどきに ふる)  七十二候の第三十六候、ちょうど1年の折り返しは「大雨時行」。この場合の大雨は夕立のような急な激しい雨を指す。 もともとは夕立を意味していたことば。最近の夕立は急に発...
七十二候

梅雨明けまだ、蒸し暑さもまだ

七十二候・土潤溽暑(つちうるおうて むしあつし)  大暑に続く七十二候の第三十五候は土潤溽暑(つちうるおうて むしあつし)。一年で最も暑いこの時期は地面が熱され、陽炎が立ち土いきれでいっそう暑さを感じる。「溽」はむしあついを...
七十二候

大暑、夏の日ざし強く雲流れ 梅雨明けまだ遠く

二十四節気・大暑 七十二候・桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)  夏至から約1カ月後、8月中ごろの立秋までが一年で最も暑いころとされる。  2020年は7月22日が大暑。しかし今年は梅雨が全国的に長く、まだ沖縄と...
風景

鷹を訓練する時期なのに、まだ梅雨空続く

七十二候・鷹乃学習(たかすなわちわざをなす) 七十二候の第三十三候は「鷹乃学習」。鷹は日本書紀にも出てくる大型の鳥で肉食の猛禽類。古くから鷹を使った狩猟、「鷹狩り」が行われてきた。  鷹狩りは冬に行われてきたため俳句で...
七十二候

ハスの花咲くころは雨続く

七十二候・蓮始開(はす はじめて ひらく)   7月12日は七十二候の第三十二候、蓮始開。   蓮はハス科の多年生水草。夏、7月ごろに咲く花は仏教で蓮華(れんげ)として尊ばれ、水中の根は蓮根として食べられる。 ...
七十二候

小暑、梅雨末期の雨や曇り空、豪雨多い時期

二十四節気・小暑 七十二候・温風至(あつかぜいたる)  二十四節気の小暑はこの日から暑中に入る。これから盛夏を迎えていく。例年小暑の数日後には梅雨明けを迎えることが多い。一方で梅雨末期の集中豪雨被害を迎えることも多い時期だ。...
風景

半夏生、むくむくと夏の雲

雑節、七十二候・半夏生(はんげしょう)  ハンゲショウはドクダミ科の多年草で水辺や湿地に生える。ハンゲショウが生えるころを意味する。七十二候の第三十一候、半夏生はでは夏至の第三候。雑節としても残っている。夏至の2つ前が入...
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