マガンを福井平野で捜索、30分走り群れを発見

国の天然記念物に指定されている冬の渡り鳥のマガン。毎年福井平野の田んぼにえさを食べるため集団でやってくる。この冬はなかなか見る機会がなく、天気がよかった2020年1月11日探しに行った。

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 マガンはカモ目、カモ科の大型の渡り鳥。大陸から10月ごろに渡ってきて3月に帰る。日本では宮城県を中心に東北にやってくる数が多いが、福井県はその渡りの南限。石川県加賀市の片野鴨池をねぐらとして、食事に福井平野にやってくる。毎朝のように我が家の上空付近を「雁行」の形をした編隊飛行して通過する。

 マガンの食事場は福井平野の内福井県あわら市から坂井市の九頭竜川の北側。JR北陸線から西側の一帯。車で回ると3、40分ほどの広さの場所だ。マガンがいる場所は毎日変わるため、偶然見かけることもあれば、探しても見つからないこともある。朝いても午後には帰ってしまうことがあったり、石川の加賀平野にとどまっている日もいる。

 11日はあわら市の自宅近くから探索をスタート。平野の中心部を走るえちぜん鉄道の線路に沿って坂井市方面に向かった。いつも見つかる場所を回るのだがなかなか見つからない。以前より田んぼに大規模に水が張られている地域が増えている。水が張ってあると白鳥は増えるのだが、今冬はまだ白鳥にもお目にかかっていない。

 いそうな場所はほぼ回り、再びあわら市に戻った。寄り道しながら1時間近く走り家に帰ろうとした時、遠くで5,6羽が並んで飛んでいるのを見つけた。飛び方からいってマガンだ。あわら市河間付近。幅6メートルほどの農道をはさんでふたつの群れがそれぞれ道の100メートルほど先の田んぼにいた。それぞれ数百羽はいる。

  マガンの食べ物は稲の根っこなど、田んぼの植物。 時々「クワッ、クワ」とにぎやかな鳴き声を上げながら10羽程度の群れになって飛び上がり上空を旋回しては違う田んぼに降りる。近くの農道をゆっくり車で進んで近づいていると、警戒心の強いマガンは群れのリーダーだろうか。何羽からじっとこちらを見ている。さらに近づくと数羽が飛び上がってしまった。その羽音でほかの鳥も次々と飛び上がり、結局群れが違う場所に移ってしまった。

 福井平野のマガンは3月中ごろまで見ることができる。

★令和になって最初の雁行を見かけた日

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