ハロ(暈)の当たり年 連日のように出現

光の芸術
5月14日

 今年は太陽の周りに丸い大きな光の輪ができる暈(かさ)がよく出現します。福井県の北部では6月だけで6日までに薄い環も含めると5日間も見かけましたた。

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   暈は太陽の光が雲の氷の結晶で反射したり屈折したりする結果現れる現象でハロ(halo)とも呼ばれます。太陽から半径22度離れた場所で現れる内暈(22度ハロ)と44度離れた大きな外暈(44度ハロ)の2種類があり、外暈はめずらしくなかなか現れませんが、内暈は時々みかけることがあります。

6月1日福井県立病院の上空

 暈が多く現れるのは高い空に薄いベールのような巻層雲がかかる時です。雲の氷の粒が必要で、余り暑くなると氷の粒の雲が現れにくく、暈もなかなかお目にかかれなません。春や秋に出てくることが多いです。

 それにしても今年はよく見かけます。会社勤めを辞めて日中も自由な時間が多く空を見上げることが増えたたことがありますが、実感としては出現回数が多いような気がしています。

5月30日

 5月以降は毎週必ず現れています。空が明るいけど、少しうっすらとした雲も出ている日は必ず空を見上げます。すると暈が現れています。うっすらとしたものもあるが、くっきりと明るい環を描いた傘も多い。

5月18日

 6月になっても暈の出現は続き、6日までの6日間で暈が見えなかったのは6月2日だけだった。6分の5の確率です。暈は天気が悪く雨が近づいていることが多いと言われるが、雨は降らず毎日霞んだ青空が続いている。

6月6日
5月5日
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