強烈な残暑続くも夕立が蝉の声消す

七十二候

七十二候・寒蝉鳴(ひぐらしなく)

 七十二候は立秋で折り返し、季節の言葉も秋に向かっていく 。第三十八候は寒蝉鳴。寒蝉と書いてひぐらしと読む。ヒグラシは蜩と書くことが多い、夕方に鳴く蝉。カナカナと晩夏に鳴き出す。

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 2020年は8月12日が寒蝉鳴。暦の上では残暑だが連日35度を超える猛暑日が続く。11日夜からやや強い夕立となり蝉の声をかき消した。12日も曇り空となっている。


【歳時記】秋の季語

日ぐらしや急に明るき湖の方  一茶

たちまちに蝉の声揃ふなり  中村汀女

ひぐらしをきく水底にゐるごとく  木内怜子


前の七十二候は涼風至(すずかぜいたる) 8月7日

次の七十二候は蒙霧升降(ふかき きり まとう) 8月17日

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