春近づき残雪の山消えていく【七十二候】

七十二候

七十二候・霞始靆(かすみ はじめて たなびく)

 七十二候の第五候は「霞始靆(かすみ はじめて たなびく)」。本物の春が近づき気温が上がり大気中の水蒸気が増え、野山の塵が増えてきて遠くの山や景色がぼやけて見える春霞がたなびき始めてくることを意味する。

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 2023年は2月24日。昨年より1日遅い。2月最後の七十二候。次の七十二候は3月、今の 暦でも春になっている。

 今年は立春を過ぎた頃から寒気は弱まり、雪が降っても朝方に白くなるだけで積もらない。1月の大雪時の除雪で積み上げられた雪が公園や駐車場、道路の行き止まりに残っているだけ。一時は3メートルを越えていた雪の山ももう1メートル程度で舞うほこりで汚れている。

 2月24日の北陸地方は曇り。朝の最低気温は3県とも4度台で少し暖かくなった。


前の七十二候は「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」・2月19日

次の七十二候は「草木萠動(そうもくめばえいずる)」・3月1日

七十二候一覧

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