小さなタケノコ、真竹が生えてくるころ【七十二候・竹笋生】

七十二候

七十二候・竹笋生(たけのこしょうず)

 七十二候の第二十一候。タケノコが出てくるころという。よく食べられる孟宗竹のタケノコは早いところでは3月には収穫され、七十二候とは時期が大幅にずれている。実は5月から6月にかけてでてくるタケノコも多い。

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家の裏で見つけた真竹のタケノコ=5月15日

 この時期にタケノコが生えてくるのは「真竹」が多い。真竹は七十二候がつくられた中国の竹で幹が緑色をしている。細い緑色の筍がとれ、やわらかくておいしい。

 2022年は5月16日が「竹笋生」。前年と同じ日。全国的に曇り空だが、しばらく晴れの日が続きそうで、タケノコがぐんぐん伸びるための雨はしばらく降りそうにない。

竹の生垣の下に生えていた細いタケノコ=5月15日

前の七十二候は蚯蚓出(みみずいずる) 5月10日

次の七十二候は蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ) 5月21日

七十二候一覧

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